今回は左右の長さが異なる、アシンメトリーなボブを勉強しましょう。カットのやり方はシンプルなのですが、気を抜くと、つい、いつものようにシンメトリーに切ってしまいがちなので、緊張感を切らさずに最後までやることが大切です。
スタンダードなスタイルではありませんが、中には個性的なスタイルを望む方もいますので、覚えて置けば、必ず役立つときがあると思いますよ。
１、ツーセクションに分けて、短く切る方（ライトサイド）からカットしてゆきますが、生え際１ｃｍくらいは
バランスをとるために残しておきます。
２、縦スライスで、オンベース、重めのグラデーションラインでカットしてゆきます。
３、次のパネルをおろします。
４、このパネルまではオンベースで最初のパネルをガイドにカットします。
５、ここからは、すべてのパネルにオーバーダイレクションをかけて行きます。 一つ手前のパネルのオンベースの位置まで引いてカットします。
６、第3パネルの切り上がりです。 第2パネルよりわずかに長く切れているのが分かります。
７、バックに入ります。同じようにオーバーダイレクションをかけながらカットします。
８、ネープのみつ襟の部分２ｃｍくらいはカットせず残しておきます。
９、バックセンターまで切り終わりました。
１０、ここで、ウェートラインのチェックをします。 イメージしているライン通り進んでいるか確かめます。
１１、このままの角度で切り進むと右サイドが長くなりすぎるので、3つくらい前のパネルまで戻って調整します。
１２、バックが切り終わったらもう一度チェックします。
１３、また、長くなりそうなので、前に戻ってチェックします。 オーバーダイレクションはわずかな角度の違いでパネルの長さが変わってくるので細かくチェックしてゆきます。
１４、右サイドに入ります。 耳上は短くなりやすいので、気持ち多めに後ろへ引いてカットします。
１５、最後のパネルをカットします。
１６、アンダーセクションのカットが終了したら、ウェートラインが、左サイドから右サイドまで直線で繋がっているかチェックします。
この左から右への斜めのラインがこのスタイルのポイントになるので細かくチェックしましょう。
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