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看護師や医療関係者の為の医療用語・医療略語解説サイトです。

え行 16

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・EPOCH(エポック)


悪性リンパ腫のレジメンで、エトロポシド、ビンクリスチン、ドキソルビシン、シクロホスファミド、プレドニゾロンを併用して行う療法です。
※レジメン  がん治療の計画書で、使用する薬剤の種類、量、期間などを示したもの。

・エマルジョン


水と油など通常混じり合わないものが乳化剤で混じりあったもの。 乳液や感光乳剤。

・エム(MRSA)


メチシリン耐性黄色ブドウ球菌。 院内感染の原因となっているメチシリンに耐性を持つブドウ球菌

・MI


心筋梗塞。 心臓の冠動脈が塞栓や麻痺で血液が流れなくなり、心筋細胞が死に心臓の機能が低下する疾患です。
※塞栓(そくせん) 血栓などが血液で運ばれ細い血管に詰まったもの

・MIC


最小発育阻止濃度。  一夜培養で微生物の発育を阻止できる抗微生物物質の最小の濃度の事で、抗菌薬、抗ウィルス薬の指標となるものです。

・MR


MRには2つの意味があります。
@ 医薬品情報担当者。
A 僧帽弁閉鎖不全。 心臓の左心室と左心房の間にある僧帽弁が上手く閉じなくなり、左心室の血液が左心房へ逆流する疾患です。
僧帽弁閉鎖不全 画像

・MARTA(マルタ)


多元受容体標的化抗精神病薬。 統合失調症の陰、陽症状や認知障害、抑うつ症状に効果がある抗精神薬。 

・MAS(マス)


吸収不良症候群。 腸菅内で食物の消化や栄養吸収が阻害される栄養障害の総称。
原因は原発性、手術や腫瘍などによる腸粘膜の阻害、肝臓、胆道、膵臓の疾患による膵液や胆汁の分泌阻害によるものなど様々なので、治療も原因により異なります。

・Mモード


超音波検査のモードの一つで、心臓の弁や心筋壁の動きの評価に用いられます。

・MS


多発性硬化症。 特定難病に指定されている指定難病で、脳や脊髄の神経細胞が細胞同士の連絡を行う軸索(じくさく)と言う部分を保護している髄鞘(ずいしょう)と呼ばれる部分が炎症などで壊れる疾患です。
視力障害、しびれ感、運動麻痺、歩行障害などの症状が出たり収まったりします。
治療法は、メチルプレドニゾン・パルス療法、短期ステロイド内服療法、血漿交換療法などがあります。


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