・把握反射
把握反射とは、新生児の原始的反射の一つで、手のひらや足の裏に何かが触れると、握ろうとして指を曲げる反射の事です。
脳障害や、脊髄障害があると、把握反射は起きません。
・バイオアベイラビリティ
・バイオアベイラビリティとは、薬物の生体内利用率と言い、服用した薬がどれくらい体内に入ったかと言う事です。
・バイオフィードバック
バイオフィードバックとは、心臓の拍動や、発汗など自分では制御できない働きをセンサーなどで検出し、自覚できる音や光に変えて本人に知らせる技術や、それを制御する事です。
・バイオフィルム
バイオフィルムとは、細菌が抗菌薬から身を守るために、菌体を覆うように細菌が凝縮し、フィルム状のものを形成しているものです。
最近はプラーク(歯石)もバイオフィルムの一種とされるようになっています。
・パイカ(PICA)
パイカとは後下小脳動脈と言い、椎骨動脈から小脳下面に走る動脈の事です。
・背屈(はいくつ)
背屈とは、手首では手背方向へ伸展させる運動、足首では足背方向へ伸展させる運動の事です。
・肺雑音
肺雑音とは、聴診器で聞かれる異常呼吸音で、断続性ラ音、連続性ラ音、喘鳴音などがあります。
・バイジェミニ
バイジェミニとは二段脈の事で、1つの少し長めの休止期をはさみ、脈拍が2つ連続して起こる不整脈で、心電図で言うと正常波形とVPCが1:1で続くものです。
・肺性心(はいせいしん)
肺性心とは、肺の広範囲に渡る病変のため、肺に血液を送り出している右心室に負担がかかり、右心室が拡張したり壁が肥大した状態の事です。
・バイタルサイン
バイタルサインとは生命徴候の事で、具体的には体温、脈拍、血圧、呼吸数などを指します。
バイタルサインの基準値は以下のようになています。
体温
- 液高温 36.5〜37.5℃
- 直腸温 液高温より0.5〜1℃高い
- 口腔温 液高温より0.4〜0.5℃高い
脈拍
- 新生児 120〜140回/分
- 乳児 120〜130回/分
- 幼児 100〜110回/分
- 学童 80〜90回/分
- 成人 70回/分
血圧
- 新生児 60〜80/50mmHg
- 乳児 80〜90/60mmHg
- 幼児 90〜100/60〜65mmHg
- 学童 100〜120/60〜70mmHg
- 成人 110〜130/60〜80mmHg
呼吸数
- 新生児 40〜50回/分
- 乳児 30〜40回/分
- 幼児 20〜30回/分
- 学童 20回/分
- 成人 16回/分
・ハイデンシティ
ハイデンシティとは、X線やCTなどの高濃度や高吸収域の事です。