福岡 大野城市の美容室エネスがお送りする ヘアカットの仕方や、ヘアカタログなどお役立ち情報満載の!
美容室enesのWEB美容学校

ヘアカットの仕方【ENESのWEB美容学校】HOME>エネスかべ新聞

10年後には禿げ、薄毛の人はいなくなる?


スポンサードリンク
  
 

自分の細胞を使い発毛させる新治療法

毛髪を作る器官の元を幹細胞から作成して皮膚に埋め込む事で、何度も生え変わる正常な毛髪を生やす事に東京理科大の辻孝教授や豊島公栄プロジェクト研究員らがマウスの実験で成功した事が、イギリスのオンライン科学誌ネイチャーコミュニケーションズで発表されました。

新治療法のメカニズムとは

幹細胞は、皮膚や内臓など人体のすべての器官の元になる細胞ですが、通常は胎児から採取したものでないと様々な器官に成長させるのは今までは不可能でした。

しかし今回は成熟したマウスから採取したひげの幹細胞から発毛器官を再生させることに成功しました。


毛髪は皮膚内に無数に存在する毛包という器官で作られる事は美容師ならすでにしているでしょうが、研究チームはこの毛包になる能力がある2種類の幹細胞を分離し、毛包に成長しやすく組み合わせ、生まれつき無毛のマウスに移植したところ、見事に発毛したそうです。

さらに、すごい事に、この毛は毛周期で何回も生え変わり、マウスが寿命を迎える約1年間発毛機能を維持し続けたそうです。

幹細胞を利用した発毛治療に、最新のハーグ治療と言うものも既にありますが、それは他人の幹細胞から成長因子を取り出し、それに様々な栄養をブレンドした薬液を頭皮内に注入すると言うもので、自分の幹細胞を取り出し頭皮内に埋め込むには大掛かりな手術が必要になるので、現実的には不可能とされていました。

今まで不可能とされていたものが可能になるという事なので、大いに期待できる薄毛治療法です。

研究者によれば、10年後をめどに実用化したいとの事なので、もうしばらく待つ必要がありますが、実用化できたとしても治療費が高価では受けられる人が限られるでしょうから、一般人が支払える金額で実用化して欲しいものです。



スポンサードリンク


【ENESのWEB美容学校】HOMEへ戻る
Copyright (c) 2009 ENES All Rights Reserved