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1940年代のファッションとヘアスタイルについて図解入りで解説します

NIKKO校長の特別講義

　　ファッションの暗黒時代　　1940年代

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パンパンガール。戦時下と落差ありすぎ。 全体の大きな画像はこちらで見れます こんなシックなファッションもありました 全体の大きな画像はこちらで見れます

前ページより続く そして、終戦。　敗戦の痛手を乗り越え、人々は復興への長い道のりを歩き始めます。 瓦礫と、焼け跡で灰色の世界の中でひときわ目立っていたのがパンパンガール。 パンパンと言うのは進駐軍相手に体を売る、今で言うコールガールの事ね。 チリチリパーマに、派手なスカーフを巻き、同じように派手な模様のフレアスカートに真っ赤な口紅という原色使いのアメリカンファッション。 「かつての敵に体を売るなんて！」と初めは冷ややかな目で見ていた一般の女性たちも、新鮮なファッションの魅力には勝てず、次第に真似るようになって行きます 終戦後に流行していたと思われるパーマスタイル。 パーマがかかったせいか30年代と比べるとだいぶナチュラル。

もっと詳しく勉強したい方へ

参考文献

西洋服飾史（図説編）　丹野　郁　著 古代エジプト時代から1960年代までを豊富なイラストと写真で解説してあり、とても解り易い本です。 全体としては中世のボリュームが多い感じですが、各時代流行の靴や帽子、ヘアスタイルなども記載されており、とても参考になりました。（ロココ調時代のアップスタイルは笑えます。） 図鑑サイズなので写真やイラストも大きく、とても見やすいです。
日本のファッション明治大正、昭和、平成　城和夫　著　渡辺　直樹（イラスト） 20世紀初頭から100年間の日本のファッションを、すべて、新しい書き下ろしの美しいイラストで、10年区切りで紹介しています。 各時代10点以上の男女のイラストが書いてあり、日本の流行をもれなく網羅しています。 歴史ものにありがちな、劣化した昔の写真やイラストなどは一切ありません。 それが残念でもありますが、新しいイラストなので細部までしっかりと解るのは非常にありがたいです。 見るだけで十分楽しめる、お勧めの一冊

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