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看護師や医療関係者の為の医療用語・医療略語解説サイトです。

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・カタプレキシー


カタプレキシーとは脱力発作の事で、強い感情、特に激しく笑った時などに意識は保ったまま突然全身の筋緊張がなくなり、転倒したりする状態です。
ナルコレプシーの際によく見られます。
※ナルコレプシー 発作性睡眠、情動性筋緊張脱失、入眠時幻覚を主症状とする病気

・カタラクト


カタラクトとは白内障のことで、水晶体の混濁により視力低下を引き起こします。
進行しない先天性と、進行する後天性(老人性白内障、糖尿病性白内障、外傷性白内障)があり、治療は混濁した水晶体を摘出して眼内レンズを挿入する手術が行われます。

・カタル


カタルとは下に流れると言う意味のギリシャ語で、粘液や滲出液の分泌亢進を伴う粘膜炎症を指します。

・カチリ


カチリとは、かゆみ止め薬のフェノール・亜鉛華リニメントのドイツ語読み(Carbol Zink Linimente)の略語です。

・喀血(かっけつ)


喀血とは肺結核、肺がん、気管支拡張症などで見られる症状で、咳と一緒に肺や気道から大量の血液を吐き出すことです。
ちなみに、出血が少量の場合は血痰(けったん)と言って区別します。


・可聴閾値(かちょういきち)


可聴閾値とは、正常な人間が聞き取ることができる音の領域の事で、1.000ヘルツで0.0002dyne/cm〜2.000dyne/cmとされています。
なお、聞き取れる音の範囲は周波数(ヘルツ)により変化します。

・カットダウン


カットダウンとは静脈切開の事です。

・カッピング


カッピングとは、排痰法の一つで、お椀型にした手で、胸部を軽く叩いて行います。

・合併症


合併症とは、ある病気が原因となって起こる別の病気の事です。
たとえば糖尿病になると動脈硬化や脳梗塞になりやすくなります。
また、手術や検査などが原因で病気になる場合は併発症と言って区別します。

・カテ


カテとはカテーテルの略です。
カテーテルとは気管、胃、腸、膀胱などの内容物の排出や、注入のために使う管で、様々なサイズや素材のものがあります。

・カテコラミン


カテコラミンとはノルアドレナリン、アドレナリン、ドパミンなどのカテコール基を持つモノアミン神経伝達物質です。  CAと略されます。
・カーデックス
カーデックスは患者情報や治療処置、看護計画などを記入したカードの事です。


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