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看護師や医療関係者の為の医療用語・医療略語解説サイトです。

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・カルチノイド


カルチノイドとは類癌種と言う意味で、盲腸、小腸、大腸、直腸、胃、すい臓、肺などに出来る腫瘍で、その組織を検査すると、がんに似ているので類癌種と呼ばれます。

この組織からはセロトニン、ヒスタミン、カテコラミンなど体に様々な影響を与える物質が分泌され、これらが原因で起こる症状をカルチノイド症候群と言います。

カルチノイドはほとんどが良性の腫瘍なので、切除すれば治ります。

・カルチニン


カルチニンはビタミンBTとも呼ばれ、心筋や骨格筋、脂肪組織に高濃度に存在し、脂肪の酸化を促進します。

・カルポキシペプターゼ


カルポキシペプターゼは膵液中に含まれているたんぱく質分解酵素です。

・カルディオバージョン


カルディオバージョンとは心臓除細動の事で、不整脈治療のために電気的刺激や薬物などの力で異常な電気信号の経路を遮断し、正常に戻します。

なお、カルディオバージョンと言う言葉は、心室頻拍と心房粗動に対して使われ、心室細動や心房細動などに対しては除細動と呼ばれます。

・ガルト(GALT)


ガルトとは腸管関連リンパ組織と言う意味で、腸管にある免疫組織を総称してガルトと呼ばれます。

・ガーレ


ガーレとはドイツ語で胆汁の事です。 胆汁は肝臓で生成され、胆汁酸以外はほとんど排泄物ですが、胆汁酸は脂肪を乳化して、リパーゼの作用を受けやすくするとともに、脂肪酸の吸収を助けます。

・ガレン


ガレンとはガレンプラーゼの略で胆嚢の事です。
胆嚢は肝臓の右下にあるナス状の嚢で、肝臓から分泌された胆汁を貯蔵し凝縮する働きをしています。

ガワーズ兆候


ガワーズ兆候とは登はん性起立姿勢とも言い、デュシェンヌ型筋ジストロフィーの経過中に必ず現れる減少で、患者はまるで自分の体をよじ登るような格好で立ち上がります。

・陥凹(かんおう)


陥凹とはくぼみやへこみの事です。

・寛解(かんかい)


寛解とは病気の症状が一時的か永久的に消失した状態の事を言います。


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