・乾癬(かんせん)
乾癬は境界が明瞭な限局性の赤色の丘疹で、表皮が肥厚し、表面には銀白色で雲母状の鱗屑があります。
原因は遺伝説、内分泌説、感染説、代謝異常説などありますが、定説はありません。
治療は@メトキサレン塗布または内服後のブラックライト照射(PUVA療法)
Aアントラリン・コルチコステロイド軟膏などの外用療法
Bビタミン(A、D2、C、B2)剤や抗腫瘍薬(メトトキサレード)などの内服
C減脂、減糖質などの食事療法
D温泉療法
などがあります
・含嗽(がんそう)
含嗽とはうがいや口をすすぐことです。
・患側(かんそく)
患側とは、例えば脳血管障害などで左半身が麻痺した場合に、麻痺している左側を「患側」と言い、麻痺していない右半身を「健側(けんそく)」と呼びます。
・間代(かんだい)
間代とは言葉の意味は「間をおいて〜を繰り返す」と言うことですが、医療の現場では収縮と弛緩を繰り返すこととなっており、間代性痙攣などと使います。
・間代性痙攣(かんだいせいけいれん)
間代性痙攣とは間をおいて筋肉が収縮と弛緩を繰り返し、がくがくと震える痙攣で、てんかん大発作の際に見られます。
・管注、関注
管注とは側管注射の略で、あらかじめとってある点滴のルートから静脈注射することで、手術中や入院患者に行います。
一方、関注とは関節腔内注射の略で、関節貯留液を注射で抜いたり、または単独で関節内に治療用薬液を注射することです。
関節腔はとても感染しやすいので、注射の際には厳重な消毒と確実な手技が必要です。
・ガンツ
ガンツとはスワンガンツカテーテルの略で、心機能を連続的に測定し、治療に反映させるために用いられる医療機器です。
・欺頓(かんとん)
欺頓とは、たとえば内臓などが組織の間から飛び出し、元に戻らなくなっている状態を言います。
例としては欺頓ヘルニアなどがあります。
・欺入(かんにゅう)
欺入とは、狭い空間にはまり込むことを言います
・還納(かんのう)
還納とは欺頓(かんとん)とはおよそ逆の意味で、元に戻すことです。