・血漿(けっしょう)
血漿とは血液から血球を取り除いた液体成分で、これを乾燥させたものがプラズマ製剤で、培養液に溶かし、熱傷やショック状態時などに静注します。
・血漿交換
血漿交換とは血漿中の有害物質の排出のために血漿を取り除き、正常血漿を輸注する事を言います。
肝性昏睡、SLE、重症筋無力症、多発性骨髄腫などの時に行われます。
・血小板
血小板は血液中の有形成分の1つで、血液の凝固に関与します。
血小板減少による疾患には、血小板減少性紫斑病、血小板機能の障害によるものには血小板無力症などがあります。
・欠神(けっしん)
欠神とはあくびの事です。
・欠神発作(けっしんほっさ)
欠神発作はてんかん発作の1つの型で、数秒〜数十秒間の意識消失がありますが、痙攣はともないません。
・血性(けっせい)
血性とは体液や痰などに血液が混じることで、血性痰などのように使います。
・結石(けっせき)
結石とは尿管結石、膀胱結石、腎臓結石などのように尿や胆汁などの通過する場所や貯留する場所に出来やすく、場所により結石特有の疝痛を起こします。
・結滞(けったい)
結滞とは心臓の期外収縮で脈拍が乱れ、脈が途切れたり跳んだりすることで、単発ならば心配ありませんが、複数回起きるようなら心臓疾患の疑いがあります。
・血沈(けっちん)
血沈とは赤血球沈下速度の略で、赤血球の沈む速度を調べる検査で、血沈を調べることで炎症を伴う病気の有無や程度がわかります。
なお、血沈は赤沈と呼ぶこともあります
・ケッテル
ケッテルは滅菌ガーゼを入れる金属製の丸いふた付き容器の事で、カストとも呼ばれます。
・血培(けつばい)
血培とは血液培養検査の事で、患者から採取した血液を培養して感染を引き起こす細菌などがいないか調べる検査です。