本文へスキップ

看護師や医療関係者の為の医療用語・医療略語解説サイトです。

こ行 5

スポンサーリンク

・ゴエ(GOE)


ゴエとは笑気エンフラン麻酔の事で、即効性で鎮痛作用の笑気ガスと筋弛緩作用のエルフランを併用する吸入麻酔です。

・誤嚥(ごえん)性肺炎


誤嚥性肺炎とは口腔内分泌物や食物を誤嚥(間違って気道に入ること)する事で起きる肺炎で、高齢者に多い。
治療は窒息状況に陥っていれば、気管支鏡による誤嚥物除去が早急に必要です。

・小刻み歩行


小刻み歩行は、手を振らず、足も床からわずかに上げる程度で小刻みに歩行するもので、パーキンソン病や脳血管障害などの患者に見られる歩行です。

・湖化(こか)


湖化とはでんぷんを熱湯中で加水分解すると、粒子構造が壊れて粘度がある糊精(デキストリン)になることです

・呼気喘鳴(ぜんめい)


呼気喘鳴とは気管支ぜんそく発作時に聞かれるゼイゼイやヒューヒュー)と言う呼吸音の事です。

・鼓腸(こちょう)


鼓腸とは大量のガスが腹腔内や腸にたまり、腹部が腫れ上がった状態です。
原因は神経から来るものや、早食いなどの他に、急性腹膜炎や腸閉塞などが原因のものは急に発症し激痛を伴います。

・骨塩(こつえん)


骨塩とは骨の強度の事ですが、骨のミネラル(塩)を測定する事で骨の密度が分かるので、骨の強度を検査することを骨塩定量検査と言い、骨粗鬆症などの診断に利用されます。

・骨重責


骨重責とは出産時に胎児が頭蓋骨の骨を重ね合わせ小さくする事で、産道を通りやすくするものです。
そのために胎児の頭蓋骨は成人と違い膜の様な組織で緩やかにつながっています。

・骨腫瘍(こつしゅよう)


骨腫瘍は原発性と転移性があり、症状は関節痛や腫脹(はれること)ですが、軽いことが多いです。
治療は早期発見、早期完全摘出が一番ですが、細菌は化学療法などでも生存率が高くなっています。

・骨髄(こつずい)


骨髄は骨の中にある軟組織で、血液に富み、赤血球や白血球、血小板などの元になる造血幹細胞が存在しています。
骨髄移植は、白血病などの根治治療として有効です。

・骨髄炎


骨髄炎は骨髄の細菌感染で起きるもので、化膿性骨髄炎(黄色ブドウ球菌)、チフス性骨髄炎(チフス菌)、結核性骨髄炎(骨結核ーカリエス)などがあります。
治療は原因により異なります。

スポンサーリンク