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ノンジアミンのブラウンへナの実力は?

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ヘナがヘアカラー市場に登場して20年近くなりますが、初期の頃に比べるとヘナもずいぶん進化しました。

初期のヘナはカラーも独特のオレンジ1色しかなく、さらにかなり染まりが悪かったので、少しでも染まりを良くしようと、コーヒーや紅茶などを混ぜて、髪に塗布して数時間放置しなければなりませんでした。

最近は、比較的短時間で染まるようになり、色の種類も増え増したが、ナチュラルなブラウンに染めるためには、少量ではありますが科学染料を混ぜないとなりませんでした。

しかし、ヘナを好む人はナチュラル志向の方が多く「ジアミン入りのヘナなど、ヘナにあらず」と言う方も少なからずいるみたいです。

そんな、ヘビーナチュラル派の方も、ブラウンに染める事ができるノンジアミンのブラウンへナが各メーカーから発売されています。

「ノンジアミンは嬉しいけれど、はたして、ちゃんと染まるのだろうか」
と言う事で早速実験してみました。

マニュアルによると、塗布後、ラップをして45度以上で30分加温、その後10〜15分クーリングとありますが、促進機で30分加温するのは、冬場ならまだしも、夏場は我慢できないと思ったので、出来るだけ短時間で染まらないだろうかと、20分、25分、30分と加温時間を分けて染めてみました。

ちなみにメーカーは専用のヒートキャップを推奨しています。
これを使えば暖められるのは頭部だけなので促進機ほどは暑くないのでは思います。

さて、実際に染めてみたのが右の写真ですが、写真ではどれも染まっているように見えますが、実物を見ると20分は染まりが悪く、25分と30分は、ほぼ同じ染まり具合でした。

結果としては、化学染料入りのケミカルヘナに比べると、やはり染まりは弱く、今までアルカリカラーやケミカルヘナで染めていた人をスムーズに移行するのは難しいかなと思います。

実際にお客様も染めて見ましたが、ヒートキャップがないので遠赤の促進機で20分加温して染めてみましたが、やはり染まりが悪く、クレームになってしまいました。(特に熱が伝わりにくい内側の髪が染まりが悪かった)

しかし、ナチュラル志向の人や、まだヘナ染めを経験していない人には、事前にノンジアミンヘナの長所と短所を説明し、納得してもらえれば使えるのではないかとも思いました。

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