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看護師や医療関係者の為の医療用語・医療略語解説サイトです。

さ行 1

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・ザー(SAH)


ザーとはクモ膜下出血の事で、くも膜とは脳と脊髄を包む被膜の一つで、軟膜のすぐ外側を覆うやわらかい膜頭の事です。

クモ膜下出血とは、頭部外傷以外の原因でくも膜下腔に出血したことで、原因は脳動脈瘤と脳動静脈奇形によるものがほとんどです。

症状は突然の激しい頭痛、嘔吐、意識障害、痙攣、麻痺で、脳卒中の発作と見分けにくいです。
原因が特定されたら、早期に脳血管撮影を行い手術検討を行います。

・サージカルパック


サージカルパックは、歯周パックとも言い、歯周病の外科的処置後に、創面の出血や感染を防止、刺激からの保護などの目的で用いられる物で、創面被膜剤、酸化亜鉛、ロジン、アスベストなどの粉末に、ユージノール、オリーブオイルなどを混ぜてペースト状にして創面に貼り付けます。

・サーズ(SARS)


サーズは新種のコロナウィルスによる重症呼吸器症候群の事で、飛沫や接触で感染します。
中国広東省で最初の感染者が発見され、短期間で世界中に伝播しました。

・サーモグラフィー


サーモグラフィーは赤外線撮影の事で、体表面の温度分布を画像で表します。
乳がん、甲状腺腫瘍、末梢循環障害などの診断で利用されます。

・サイドエフェクト


サイドエフェクトとは、副作用の事で、治癒的効果とは異なる作用の事です。

・サイトカイン


サイトカインは血液中の免疫たんぱく質の総称で、抗原が感作リンパ球に接合したときにリンパ球から分泌されるもので、代表的なものにインターロイキン、インターフェロン、腫瘍皆死因子などがあり、感染防御や生体機能の調節などを行っています。

・再生不良性貧血


再生不良性貧血とは、骨髄の障害で赤血球糸、顆粒球、血小板の造血能力が弱くなるもので、動悸、めまいなどの貧血症状の他に、血小板減少による出血症状、白血球減少による感染症状などの症状が出ます。

治療は、輸血などの他、免疫抑制剤(シクロポイン)の投与や、ATG(抗ヒト胸腺細胞ウマグロブリン)療法などがあり、重症の場合は骨髄移植などが検討されます。

・サイトトキシン


サイトトキシンは細胞毒と言い、細胞に対して毒性を示す物質の総称です。

・サイナス


サイナスとは洞調律や静脈洞の事で、不整脈がない状態の事です。

・サイバーナイフ


サイバーナイフとは実際のナイフやメスの事ではなく、脳腫瘍や頭頸部がんなどの治療で、放射線を正確に患部に当て、まるでナイフで切り取ったかのように患部を破壊する装置の事です。

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