・センシング
センシングとは人工ペースメーカーの働きの一つで、心臓の動き、呼吸、体温などを感知する機構の事です。
感知機構が働いていない事をアンダーセンシング、逆に過剰に作動している場合をオーバーセンシングと言います
・尖足(せんそく)
尖足とは足の変形の一つで、足首の甲側が伸びてしまい、戻らなくなってしまった状態です。
歩行もつま先しか床につけられないので、正常な歩行が出来ません。
原因は、先天的内反足によるものや、脊髄性麻痺、痙性麻痺あるいは長期間の寝たきりの生活などによるものなどがあります。
・センチネルリンパ節
センチネルリンパ節とは前哨リンパ節あるいは、見張りリンパ節と呼ばれるものの事で、癌がリンパの流れに乗って最初に到達するリンパ節の事です。
例えば脇高には10〜30のリンパ節がありますが、ここに癌が転移したとすると、この中の一つがセンチネルリンパ節となります。
・仙痛
疝痛とは一般的には「さしこみ」と言われる激しい腹痛の事で、腹腔内管腔臓器の壁になっている平滑筋の痙攣によるものです。
原因には、胆石症、尿管結石、胃潰瘍、回虫症など様々なものがあります。
・蠕動(ぜんどう)
蠕動とは、主に食道から直腸までの消化管の内容物を肛門まで移動させる運動の事で、蠕動運動が低下すると便秘を起こしやすくなります。
蠕動運動は自律神経が行うので意識的に調整する事はできませんが、運動や食物、水分の摂取を行うと活発になります。
・前投薬
前投薬とは手術などの不安や麻酔の導入をしやすくするために、事前に鎮痛薬や睡眠薬、精神安定剤を投与する事です。
・セントラルライン(CV)
セントラルラインとは、中心静脈と言って、心臓近くの上大静脈、下大静脈をさします。
セントラルラインは血管が太く血流量も多いので、薬剤や高カロリー輸液を長期間点滴する場合などはここに直接カテーテルを挿入して行います。
・穿破(せんぱ)
穿破とは、例えば腸内に出来た腫瘍が腸壁を突き破る事です。
同じような意味で、穿孔(せんこう)がありますが、これは壁を貫いて外部へ漏れ出す事です。
・浅表呼吸(せんぴょうこきゅう)
浅表呼吸とは呼吸が浅く早くなっている状態の事で、発熱時、結核、肺水腫などで起きます。
・浅眠(せんみん)
浅眠とは熟眠障害の一つで、眠りが浅く、眠った気がしない状態です。
原因は様々で、食生活や睡眠リズムの乱れや、服用薬(高血圧、肝炎)の副作用、カフェインの過剰摂取などです
・喘鳴(ぜんめい)
喘鳴とは呼吸時にゼイゼイとかヒューヒューと言う雑音が混じる事で、喘息など呼吸器系疾患の患者が発します。
・前湾(ぜんわん)
前湾とは、前方へ湾曲する事で、一般的には、脊柱前湾や腰椎前湾などがあります。