本文へスキップ

看護師や医療関係者の為の医療用語・医療略語解説サイトです。

し行 17

スポンサーリンク


・周産期


周産期とは胎児が子宮外での生活が可能になったとみなされる時期から出産後7日までの間です。
定義では妊娠満22週から出生後7日未満で終わるとされています。

・羞明感(しゅうめいかん)


羞明感とは、普通の人は特に感じないくらいの明るさでも異常にまぶしく感じる症状で、結膜、角膜、虹彩の炎症や、網膜疾患などで見られる症状です。

・粥腫(じゅくしゅ)


粥腫とはプラークとも言い、冠動脈の内側に、脂肪やコレステロールなどと血中のマクロファージが張り付いたもので、これが破裂すると、血栓ができ心筋梗塞などの原因になります。

・粥状便(じゅくしょうべん)


粥状便とは粥状の下痢便で主に消化器官の異常により起きます。

・縮瞳(しゅくどう)


縮瞳とは瞳孔が縮小(2mm以下)したままの状態の事で、エゼリン・ピロカルビンの点眼やモルヒネ中毒や瞳孔散大筋の麻痺などで起きます。

・酒皶(しゅさ)


酒皶とはいわゆる「赤鼻」の事で、顔面にびまん性の潮紅や毛細管拡張、挫創様発心が見られる慢性疾患で、鼻部の潮紅と皮脂過剰分泌から始まり、頬、額に対側性に広がります。

病変の程度により第1~3度に分けられ、治療はアルコールやコーヒーの摂取をやめテトラサイクリン・ビタミンB群の服用やクンメルフェルド液の外用などを行います。

・CUG(シーユージー)


CUGは尿道へ造影剤を注入しX線撮影する膀胱尿道造影の事で、排尿性(造影剤の排泄時に撮影)と逆行性(造影剤の注入時に撮影)の2つがあります。

・手指失認


手指失認とは身体部位失認の一つで、自分の指の名前を言えなかったり、命じられた指を選び出せない症状です。
左右障害と共にゲルストマン症候群の一つとして現れる事が多い。
左頭頂葉・後頭葉の障害が原因です。

スポンサーリンク