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・主訴(しゅそ)
主訴とは、診察の際に患者が訴える症状のうち、最も苦痛としている症状や、心配している症状の事です。
・腫大(しゅだい)
腫大とは腫脹(下記参照)により組織や器官が大きく膨らんだ状態の事です。
・腫脹(しゅちょう)
腫脹とは、組織や器官が炎症などによる浮腫、浸潤、腫瘍形成などで、正常範囲以上に腫れ上がることです。
・出血性炎
出血性炎とは、滲出性炎のうち、滲出物に多量の赤血球が混じっているもので、インフルエンザ肺炎などで見られます。
・出血性脳梗塞
出血性脳梗塞とは脳梗塞により血流が阻害された組織が死滅して軟化し、そこに出血するものです。
・シュード
シュードとはシュードモナス・エルジノーサの略で、緑膿菌の事で、グラム陰性好気性桿菌に属する真正細菌で、人に対する病原性がありますが、健常者に感染する事はほとんどありません。
・腫瘍
腫瘍とは組織の細胞が無制限に増殖する事で、体にほとんど影響を与えない良性腫瘍と無制限に増殖して、体に著しい影響を与える悪性腫瘍に分けられますが、生物学的には以下の6つに分類されます。
@ 乳頭腫、線腫 (成熟した上皮性の腫瘍)
A 繊維腫、粘液腫、脂肪腫、軟骨腫(成熟した非上皮性の腫瘍)
B 癌腫 (未熟な上皮性の腫瘍)
C 肉腫 (未熟な非上皮性の腫瘍)
D 造血組織や神経組織の腫瘍 (特殊な性状を持つ腫瘍)
E 混合腫瘍
原因は、機械的刺激、物理的作用、化学的刺激、寄生虫の刺激、ウィルスなどの外因と年齢、性別、人種、遺伝子などの内因もあります。
治療は手術、放射線治療、化学療法、内分泌療法、免疫療法、遺伝子療法などがあります。
・腫瘍熱
腫瘍熱は腫瘍が出来ることで起きる発熱で、過敏反応や発熱物質、サイトカインの産出などが原因です。
・受容器
受容器とは視覚器、聴覚器、嗅覚器やホルモンなどを感受する器官の総称で、光や音、匂いや味、痛み寒暖などの刺激を受ける末端の部分です。
その他にも圧力や化学物質などを感じる受容器や血圧、呼吸、ホルモン分泌などの調節も行います。