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あの頃のヘアスタイル辞典
80年代ソバージュヘア




80’sソバージュヘア ソバージュの原型
ソバージュの原型「フラッパー」

80’sソバージュヘア 全盛期のソバージュ
全盛期のソバージュ。
前髪にもパーマをかけ、立ち上げるのが当世風だった

80’sソバージュヘア 末期のソバージュ
末期のソバージュ

現代でも、ウェーブヘアをソバージュって言う事もありますが、現代のウェーブヘアと80年代のソバージュヘアはだいぶ趣が違います。

時代の流れと言うより、カットやパーマの技術の進歩を強く感じます。

ソバージュの原型

実はソバージュは、最初は「フラッパ−」と言う別の名前で、登場しました。
「フラッパーヘア」は長さも、あご線くらいで、かなり短めでした。

サーファーカットで、しっかりブローする事に慣れていた私たちには、パーマをかけて自然乾燥で仕上げるスタイルと言うのはとても新鮮に思いました。

ソバージュ全盛期

それから半年後くらいでしょうか、フランスから「クープ・ド・ソバージュ」という「フラッパー」より長めで、たしか肩につくくらいだったと記憶してますが、やはりウェーブを出したスタイルが発表されました。

たしか、クープとは「(ヘア)カット」と言う意味で、ソバージュと言うのは「野生的」という意味だったと思うのですが、もともと欧米人はくせ毛でウェーブが出るので、そのくせ毛をブローで延ばさず、ナチュラルに生かした「野生的なヘアカット」と言うのが、デザイナーの意志だったのでしょうね。

これが、今までブロードライに長い時間を取られてきた女性の心を捉え、世界的に大ヒット! 世界中にウェーブ娘が溢れました。

元々髪にウェーブがついている人種はヘアカットだけで良いでしょうが、アジア系人種はそうはいきません。

当然、パーマをかけざるを得ないのですが、今のウェーブへアは、大体20mm前後のロッドを使うでしょうが、当時は10mm以下のロッドで根元からかけていたので、どれくらいのウェーブが出るかは美容師の方なら想像がつくでしょう。

おまけに、当時は、まだ毛量調節などの技術は無かったので、ただワンレングスにカットしただけの髪にパーマをかけていたので、今思えば、恐ろしいくらいのボリュームが出ておりました。

ボリュームを抑え込むために、当時発売されたばかりのハードムースで、ガチガチに髪を固めねばなりませんでした。

ソバージュ末期


その後、出来るだけボリュームを出さないでウェーブをつけたいという要望にこたえる形で、ウェーブを出す位置が段々下方へ移動していき、末期には、これ以上は下げられない毛先のみにウェーブというところまで行き、そのまま消滅する感じで、次の「ワンレン」ブームが始まりました
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