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筋電図(検査)。 骨格筋の安静時や収縮時の電位を増幅して一定時間観察、記録するもので、末梢神経障害、神経根障害、下位運動ニューロン障害、筋疾患などの検査に使われます。
ELBW(イーエムビーダブリュー)
無酸症、胃酸減少(欠乏)症とも言われ、胃液の酸度が減少したり欠如した状態の事です。
老人や萎縮性の慢性胃炎、胃がん、悪性貧血などの症状として出ます。
胃酸が欠乏すると食欲不振、胃の膨満感、下痢などを起こしやすくなります。
急性と慢性があり、急性は消化器症状を示しますが、慢性は特に症状が出ない場合があります。
原因は酒、たばこなどの嗜好品や偏食、ストレスなどが挙げられます。
エチレンオキサイドガスによる減菌。 EOG厳禁は浸透力が強く低温で使用できる事から高温度では変形しやすいプラスチック製の器具などの減菌などに適しており、医療機関だけでなく警察、食品包装などの分野でも使われています。
イオウは生体内のすべての細胞に含まれています。 特にタンパク質の中に多く、その半分近くが筋肉中にあります。 アミノ酸の中にも含硫アミノ酸というものがあり、特有の生理作用を持っています。
イオウは肝臓で酸化され硫黄塩の形で尿に排出されます。
分子や原子が電子を得たり失ったりして+か−の電気を帯びたもので、体内にはカリウムイオン、ナトリウムイオン重炭酸イオンなどがあります。
陽(+)イオンと陰(−)イオンは結び付きやすく身近な例ではNa(+)とCl(−)が結びついてNaCl(塩化ナトリウム)があります。
対外限外濾過(ろか)。 人工透析の一つのやり方で、ダイアライザーに透析液を流さず、また補充液(置換液)の投与も行わず、限外濾過の原理を応用して血液から除水のみを行う方法です。
体重増加の多い透析患者に血液透析の後に行うことが多いです。
今までは主に50~60代の男性に多いといわれてきましたが最近は高齢者の発症も多くなってきています。
症状は心穿部(しんかぶーみぞおちの事)痛で、合併症として穿孔(せんこうー穴が開くこと)、出血などがります。
原因としては近年発見されたヘリコバクター・ピロリ菌が大きく関与しているとが分かりました。
胃壁の筋が麻痺して起こるもので、腹腔内手術後に自律神経失調症で急に起こる場合もあります。
症状としては、消化不良、皮膚乾燥などがあり痩せが激しいです。
痛みはあまりなく、嘔吐も少量で複数回起きる程度で、強くは起こりません。