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看護師のための専門用語&略語解説サイトです。

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い行 9

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イムノコンプロマイズドホスト


易感染宿主。 免疫抑制状態のため感染しやすい状態にある宿主。コンプロマイズドホストとも言います。

EUS


超音波内視鏡。 内視鏡に超音波検査のブローブ(探触子)が付いているもので、食道、胃・十二指腸、大腸、胆嚢、膵臓など消化管の腫瘍などを詳しく調べる際に利用されています。

EUP


子宮外妊娠。 受精卵が子宮腔以外の場所に着床し、生育した状態です。
経産婦に多く年齢は26〜30歳に多く発生しています。

イライザ


酵素免疫吸着測定法。  酵素と抗体を使った抗原抗体反応による物質の免疫学的分析法です。

イリゲーション


強制的排便法の一つで、洗浄や洗腸のことです。

イリゲーター(イルリガートル)


イリゲーションを行う潅注器や洗腸器のことです。

イリデクトミー


虹彩切除手術。 緑内障などで、前房からの房水の流れを良くする為に行われる手術です。

イレウス


腸閉塞(ちょうへいそく)。  腸管内腔が閉塞される事により内容物の流れが止められた状態です。

イレウスチューブ


腸閉塞予防のための鼻から入れる腸管内減圧チューブ。

胃瘻(いろう)


胃の内腔が他の臓器と瘻孔でつながっていることまたは、経口摂取できない場合に、栄養補給のため体外から胃につながる穴をあけカテーテルを通す事。
※瘻孔(ろうこう)官腔器官同士に生じた官状の欠損

胃瘻造設術(いろうぞうせつじゅつ)


栄養補給のための胃瘻が出来るよう上腹部からゴムやビニール製のカテーテルを胃の中に刺しこみ周囲を縫合して胃の内容物がもれないようにして瘻孔をつくる手術です。
看護
@最初は2時間ごとに50〜100mlを注入し、徐々にカテーテルを太くしたり栄養剤の内容を変更したり、注入速度を速くして行き、1日6回で1,800ml Kcalを摂取出来るようにしてゆきます。
A食物注入はイリゲーターや経腸栄養バックなどに入れ表示速度で注入します。
B最後は閉塞を防ぐために必ず白湯約50mlを注入します。
C注入後は逆流を防ぐため1時間はファウラーの体位で静臥させる
※ファウラー体位 ベッドの上で上半身と頭部を45度程度起こした状態

カテーテルが取り外せない状態の看護
注入後はクレンメで止め先端をガーゼでくるみ、リング状にして腹帯の中にかるくはさみます。
カテーテル抜去に気づかずにいると、挿入部が塞がってしまうので、ばんそうこうでカテーテルを腹壁に固定します。
また、カテーテルに目印を付けておき体位変換時や食物注入時に注意します。
カテーテルは3日に1回は減菌したものと交換します。
胃瘻部周辺が消化液でただれやすくなる場合があるので保護しておきます。

ガストロボタンの場合
設置面の皮膚炎予防のため1日1回皮膚にあたる部分を変えるように動かします。


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