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KBMとはミュンスター式顆部下腿義足のドイツ語読みの略語です。
KBM式下腿義足は側壁が高く大腿骨の顆部にくさびで引っかけて使用するタイプです。
着脱が容易で見た目も自然と言う長所もありますが、くさびが大腿骨顆部を圧迫しいたみが生じたり、製作費が高価と言う欠点もあります。
カポジ肉腫とはヘルペスウィルス感染で皮膚に出来る肉腫で、エイズなどで免疫力が低下した人に出来やすいです。
皮膚だけでなく内臓にも広がり腸出血や喀血(かっけつ)などを起こし、衰弱死亡します。
カマとはカセイマグネシア(酸化マグネシウム)の略で、制酸剤、暖下薬(かんげやくー便秘改善薬)です。
ガムテストとは、唾液量測定試験の事で、ガムやガーゼを噛ませて、たまった唾液を測定します
カラーは頸部カラーの略で、頸部を固定するために装着します。
ガラクトース血症は生後間もなく発症し、哺乳不良、嘔吐、新生児黄疸などの症状が起き、数か月経過すると知能障害や白内障が起き、さらに進行すれば肝硬変、腹水などの症状が現れます。
原因はガラクトースの代謝に関与する酸素の欠損で、乳糖やガラクトースを含まない食物を与えれば症状が現れるのを阻止できます。
※ガラクトースとは脳糖とも呼ばれるアルドヘキソースで、乳製品、甜菜、ガム、粘液などに含まれています。
カリウムはアルカリ金属元素(K)で体内には陽イオンとして細胞中に存在しています。
体液中にKイオンが減少すると筋肉や神経の麻痺や心筋の働きに異常をきたします。
カリエスは結核菌が肺の病巣から骨に到達し5年ほどで骨に結核性肉芽腫が発生し骨は腐骨になります。
治療には抗結核薬を投与し、切除可能なものは切除します。
・ガリウムシンチ
ガリウムシンチとは悪性リンパ節の転移や悪性リンパ腫の病期の決定などに使われる、ガリウムを用いたRI検査の事です。
※RI検査 ガンマ線を発する薬剤を少量、静脈から注射し、専用のカメラで撮影し臓器の形や機能を調べる検査
カリウムポンプとは細胞内の浸透圧を保つ機構で、細胞外からカリウムイオンを取り入れ、同時にナトリウムイオンや水素イオンを細胞外に排出し電気的に中性を保っています。
カリニ肺炎はニューモチス・カリニと言う真菌による肺炎でHIV感染者のAIDS発症の指標となる感染症の一つです。
主症状は呼吸困難、乾性せき、発熱で、治療は一般的抗真菌薬は無効でスルファメトキサゾール・トリメトプリム合剤とペンタニジンなどが使われています。
カルチとはカルチノーマの略で、悪性腫瘍、がんの事です