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か行 11

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・乾癬(かんせん)


乾癬は境界が明瞭な限局性の赤色の丘疹で、表皮が肥厚し、表面には銀白色で雲母状の鱗屑があります。
原因は遺伝説、内分泌説、感染説、代謝異常説などありますが、定説はありません。
治療は@メトキサレン塗布または内服後のブラックライト照射(PUVA療法)
Aアントラリン・コルチコステロイド軟膏などの外用療法
Bビタミン(A、D2、C、B2)剤や抗腫瘍薬(メトトキサレード)などの内服
C減脂、減糖質などの食事療法
D温泉療法
などがあります

・含嗽(がんそう)

含嗽とはうがいや口をすすぐことです。

・患側(かんそく)


患側とは、例えば脳血管障害などで左半身が麻痺した場合に、麻痺している左側を「患側」と言い、麻痺していない右半身を「健側(けんそく)」と呼びます。

・間代(かんだい)


間代とは言葉の意味は「間をおいて〜を繰り返す」と言うことですが、医療の現場では収縮と弛緩を繰り返すこととなっており、間代性痙攣などと使います。

・間代性痙攣(かんだいせいけいれん)


間代性痙攣とは間をおいて筋肉が収縮と弛緩を繰り返し、がくがくと震える痙攣で、てんかん大発作の際に見られます。

・管注、関注


管注とは側管注射の略で、あらかじめとってある点滴のルートから静脈注射することで、手術中や入院患者に行います。
一方、関注とは関節腔内注射の略で、関節貯留液を注射で抜いたり、または単独で関節内に治療用薬液を注射することです。
関節腔はとても感染しやすいので、注射の際には厳重な消毒と確実な手技が必要です。

・ガンツ


ガンツとはスワンガンツカテーテルの略で、心機能を連続的に測定し、治療に反映させるために用いられる医療機器です。

・欺頓(かんとん)


欺頓とは、たとえば内臓などが組織の間から飛び出し、元に戻らなくなっている状態を言います。
例としては欺頓ヘルニアなどがあります。

・欺入(かんにゅう)


欺入とは、狭い空間にはまり込むことを言います

・還納(かんのう)


還納とは欺頓(かんとん)とはおよそ逆の意味で、元に戻すことです。


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