看護師のための専門用語&略語解説サイト
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カンファーとは強心剤のことで、様々な原因で心臓の機能が低下している状態に用いられます。
カンファレンスとは会議や打ち合わせの事で、病棟では看護カンファレンスやチームカンファレンスなどと呼ばれ、個々の患者の看護の計画や修正などを行います。
鑑別とは病気の症状や、検査結果などから考えられるいくつかの疾患を比較や識別することです。
陥没呼吸とは胸腔内が陰圧(大気圧より低くなっている)になり、呼吸時に胸壁が陥没する状態になっていることで、未熟児などの突発性呼吸切迫症候群などで見られます。
陥没骨折とは頭蓋骨が何か固いものの衝撃で陥没し、元に戻らない骨折で、軽度の陥没であれば放置しても良いですが、重度のものは頭蓋骨形成術が必要になります。
ɤGTBとは、ɤーグルタミル・トランスペプチターゼと言う肝臓の解毒作用に関与する酵素の略で、アルコール性肝障害の診断の際に利用されます。
ガンマナイフとは、ガンマ線を使った定位放射線治療の事で、放射線を1点に集め、脳腫瘍など脳の疾患に開頭する事無く治療を行える装置です。
肝メタとは肝臓メタスターシスの略で、がんが肝臓に転移していることです。
顔面痙攣とは心因性や顔面神経麻痺(まひ)の後遺症やてんかん、破傷風、テタニーなどの部分現象として起きるもので、おもに眼瞼(がんけんーまぶた)などで起きることが多いです。
治療は、原因の除去のほかトランキライザーや筋弛緩薬を投与しますが、効果がない場合は、顔面神経幹や分枝のブロックや、神経を圧迫している血管をずらす減圧術が行われます。
※テタニーとはおもに上肢前腕、指、下肢屈曲筋などに限局する強直性麻痺の事です。