美容室開業マニュアル3
どれ位の資金があればお店出せるの?
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美容室を開業するのに必要な資金はどれ位か?
これはもうピンきりで、どこにもない凝った店を作ろうと思えば費用は天井知らずになってしまうので、最低限どれ位かかるかと言う事で話を進めてゆきます。
知人の美容師の話
4〜5年前知り合いの美容師がお店を出したのですが、その費用を聞いて私は少なからず驚きました。
なんとその人は200数十万しか使わずにお店を出していたのです。
もちろん10坪以下の規模で、鏡は2面、シャンプー台は一つの小さなお店ですが、エステも出来るように、専用のベットも備えていました。
以前はオフィスとして使われていたらしく外装はガラス張りだったので、ドアを含めてそのまま流用し、看板を取り付けただけ。
内装は大家さんが壁紙は張ってくれたらしく、配管の工事と床はりだけを業者に頼み、その他の細かい工事は家族を総動員して行い、セット椅子や鏡はもちろん中古を調達し、開店後の運転資金は、お祝い金で乗り切ったそうです。
どうですか。最低限、 二百数十万でお店が出せるとなると、夢がぐっと身近になりますよね。
もう少し規模が大きい店舗(10〜15坪)でも頑張って節約すれば500万以内で出店する事は充分可能だと思います。
一点豪華主義
しかし、美容師は美に対するこだわりが強い人種なので、照明やテーブルなどの調度品にはデザイナーズブランドのこだわった物を使いたいと思いますよね。
しかしここはぐっと我慢をし、どうしてもと言うのであれば、お店の目立つ部分、たとえばレジカウンターやシャンデリアなどどれか1点のみ思い切り贅沢にする1点豪華主義でいきましょう。
また、家具などを扱っているリサイクルショップなどに足しげく通えば、年代物の立派なバーカウンターなどが、購入する人があまりいないので、かなり安価で売られているのに遭遇する事もあります。
こういったものをうまく利用すれば低予算でもそれなりにオシャレな店が出来るのではないでしょうか。
資金が少なければ、頭と体とセンスを惜しみなく使い、個性的でオシャレなお店を作りましょう。
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