今回は編み込みの応用編の片編みです。
通常の編み込みより工程が少ないので、その分簡単なはずですが、網目がスタイルのアウトラインになるので、編み込む位置が重要になります。

１　一番上だけは普通の編み込みと同じようにA,B,Cの3つに分けますが、次からは片側だけしか編み込んで行かないので、1つづつで放射状にとって行きます。
２　網目がスタイルのアウトラインを形づくりますので編み込んで行く位置を、あらかじめ想定しておきます。


３　編み込みながら、体の位置を、少しずつ頭の丸みに沿って移動させて行き、常に体の正面で編み込むようにします。
４　編み込みに入ります。最初のパネルをA,B,Cの3つに分けます。



５ AがBの上、Cの下を通り一番右側に来ます。
６ 次に、BがCの上を通り真ん中に来ます。

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７ 　今度はAがBの上を通り、真ん中に来ます。ここまでは、いわゆる三つ組の要領です。
８ 　１をすくい取り、Aの上に乗せて、1本の毛束にします。


９　2順目に入ります。 体の位置を僅かに右にずらします。CがA＋1の上を通り真ん中に来ます。
10　BをCの上に交差させ、真ん中に持ってきます。


11　2をすくい取りB＋２の上に重ねます。
12　同じ要領でひと編み事に体の位置をずらしながら、最初に想定したラインを意識しながら編み込んで行きます。


片編み込みの完成です。

普通の編み込みより工程が少ない分、編み方は簡単と言えますが、問題は編み込む位置です。
何回も練習してコツをつかんで下さいね。


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