看護師のための専門用語&略語解説サイト
スポンサーリンク
血餅とは血液を容器などに入れて、しばらく放置すると血液の一部が凝固します。
その凝固した部分を血餅と言い、血餅の上澄みの部分が血清です。
結膜乾燥とは一般的にはドライアイと呼ばれ、涙液の減少や結膜が光沢を失い、時には眼瞼(がんけんーまぶた)と一致した部分に白色泡状の白斑が生じます。
治療には人工涙液点眼やビタミンAを投与します。
ケトアシドーシスとは血液中にケトン体が増殖して血液が酸性に傾いてしまう事で、絶食状態や糖尿病などで起きやすい症状です。
ケトーシスはケトアシドーシスと同じようにケトン体の増加で起こる症状ですが、ケトアシドーシスより症状は重く、糖尿病性昏睡の場合に多く見られ、放置すれば生命の危機を招きます。
ケトン体は肝臓内で生成さ、グルコース(ブドウ糖)と同じように体中の筋肉などのエネルギーになるものです。
しかし、ケトン体は補助エネルギーのような役割で、グルコースが不足した状態の時にグルコースの代わりに代用エネルギー源として使われます。
ゲノムとは生命の持つ遺伝子及び遺伝情報の事で細胞内にある染色体(DNA)にあります。
ケミカルハザードとは化学災害の意味で、化学薬品を扱う際に受ける薬害被害の事です。
ケモセラとはケモセラピーの略で化学療法のことで、感染症やがん治療などで行います。
ケモと略されることもあります。
ケリーパッドはベッドで洗髪が出来る洗髪パッドの事です。
ケルニッヒ兆候とは髄膜の刺激徴候で、仰臥位(ぎょうがいーあおむけの事)でひざをまげ、股関節を直角に曲げた状態でひざを伸ばそうとすると抵抗があり伸ばせない事で、くも膜下出血や髄膜炎で見られる徴候です。
ケロイドとはギリシャ語で「カニのはさみに似たもの」と言う意味で、外傷で皮膚表面が扁平に隆起し、淡紅褐色になります。