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看護師のための専門用語&略語解説サイトです。

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さ行 5

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・三環(さんかん)系抗うつ薬


三環系抗うつ薬とは3個の環からなる化学構造を持った抗うつ剤の総称で、神経伝達物質であるセロトニンとノルアドレナリンの濃度を増加させる働きがあります。

・残渣(ざんさ)


残渣とはろ過した後などに残ったかすの事です。

・散剤(さんざい)


散剤とは粉末状になった飲み薬の事です。

・産褥(さんじょく)


産褥とは、分娩後に母体が妊娠前の状態にまで戻るまでの期間の事で、通常6〜8週間です。

・産褥熱


産褥熱とは分娩により出来た創傷による感染症で、分娩終了後の24時間以降で産後10日以内に、38℃以上の発熱が2日以上続く場合を産褥熱と言います。

・三尖弁狭さく症


三尖弁狭さく症は心臓の右心房と左心室の境界にある三尖弁口が狭くなり、右心房から右心室への血流が妨げられる状態で、原因のほとんどがリウマチ熱です。
そのため、僧房弁や大動脈弁の疾患を併発しています。

・酸中毒


酸中毒とは塩酸、硫酸、硝酸など濃度の高いものを飲んで起こす中毒で、口腔、食道、胃、腸など接触した部分の粘膜が壊死や穿孔(せんこうー穴が開くこと)を起こし、激しい苦痛、虚脱などの症状があります。
穿孔の危険を避ける為、吐剤は投与せず、水などを飲ませ、重曹水を注射します。

・散瞳(さんどう)


散瞳とは瞳孔が開大したままになっている状態で、瞳孔括約筋の麻痺や瞳孔散大筋の痙攣で起こります。
瞳孔括約筋の麻痺は動眼神経麻痺、アトロピンなどの点眼、外傷、緑内障などで起き、瞳孔散大筋の痙攣はアドレナリンの結膜下注射やコカイン点眼などで起きます。

・残尿


残尿は前立腺肥大、膀胱頸部疾患、膀胱の麻痺などで排尿が阻害されて、尿が全部排出されないで残る事です。
また、残尿感とは尿は全部排出されているのに尿意が残っている事です。

・産瘤(さんりゅう)


産瘤とは分娩時に児頭が圧迫によりうっ血し柔らかいこぶをつくる事で、出生直後に最大になりますが、生後24〜36時間で消失します。


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