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CRTは毛細血管再充満時間と言う意味で、指の爪を5秒間圧迫し、解放後に再び爪と言うよりその下の皮膚の色が元に戻るまでの時間の事で、これを計ることで循環状態を簡易的に知ることが出来ます。
2秒以内で元の色に戻れば正常です。
CRPはC反応性蛋白の事で、これは体内の炎症や組織の破壊などにより血液中に増加してきます。
基準値は0.3mg/dlで、軽い炎症は0.4〜0.9、中程度の炎症では、1.0〜2.0、中以上は2.0〜15.0、重篤な疾患の場合は15.0〜20.0となっています。
CVDは脳血管障害の事で、脳血管の病変による症状の総称です。
具体的には脳梗塞、脳出血、くも膜下出血、一過性脳虚血発作、高血圧性脳症、ウィリス動脈輪閉塞症などを指します。
CVPは中心静脈圧と言い、心臓近くの太い静脈(上大静脈、下大静脈)の血圧の事です。
正常値は5〜12cmh2oで、5cmh2o以下だと循環血量不足や脱水、血管拡張などが原因で、輸血、輸液、強心剤や昇圧剤などの投与が必要です。
また12cmh2o以上なら心不全や過剰輸血や輸液などが原因で、強心剤や利尿剤などの投与や間欠的陽圧呼吸と筋弛緩剤が必要になります
CAウィルスは正式名パラインフルエンザ2型ウィルスと言い、病原性は強くはありませんが、小児のクループ性肺炎の原因になることがあります。
GHは成長ホルモンの事で、下垂体前葉から分泌され、体全体の成長を促すホルモンです。
CHFはうっ血性心不全の事で心筋が十分な血液を送り出せず、肺循環系や大循環系にうっ血が起こっている状態です。
呼吸困難、起座呼吸、チアノーゼ、浮腫などの症状が起き、放置すれば死亡します。、
CHDは先天性心疾患の事で、心臓の左右を隔てている壁に穴が開いていたり、弁が弱かったり、4つあるはずの部屋が2つしかなかったりなど、生まれつき心臓に異常があるのが、先天性心疾患です。
CHDFは持続的血液ろ過透析の事で、24時間以上持続的に行う血液浄化法です。
血液ろ過より高率で溶質を除去でき、血液透析では除去できない中分子の溶質も除去できるのが特徴です。
CHDCは中心静脈にFDLカテーテルを留置し、専用のベッドサイドコンソールで静脈から静脈での送返血回路を組むことで、体外循環血液量を少量化するので、循環動態に与える影響を少なく浄化できるようになりました。
CHDFは循環動態の不安定な重症患者の腎補助療法や、うっ血性心不全などの体液過剰に対する治療法として利用されていますが、肝不全の肝性昏睡物質の持続的除去にも有効です。
CAGは冠動脈造影と脳血管造影の2つの意味があります
冠動脈造影とは末梢の動脈や静脈からカテーテルを大血管や心臓に挿入し選択的心臓血管造影法を行い、心機能、血行動態、形態などを調べます。
手技としては経皮的穿刺法であるセルジンガー法が用いられます。
脳血管造影は大動脈からセルジンガー法でカテーテルを挿入し、内頸動脈か椎骨動脈内まで進めて、造影剤を注入してX線撮影を行うものです。
※セルジンガー法とは皮膚を切開し、血管を露出しないでカテーテルを血管内に挿入し、造影を行うやり方です。