看護師のための専門用語&略語解説サイト
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刺激伝導障害は心臓の収縮を促す刺激の伝わる経路に障害が起こり、刺激の伝わる時間が伸びたり途切れたりすることです。
障害がどこに起きるかで、洞房ブロック、房室ブロックなどに分けられます。
耳血腫とは摩擦や圧迫あるいは突発性に、耳介軟骨と軟骨膜との間にできた血腫です。
症状は圧迫感や熱感、軽い疼痛などがあります。
治療は穿刺で血液を吸引し、その後血腫があったところを圧迫し、湿布をします。
囁語とはささやき声の事ですが、咽頭を摘出し、食道発声の練習中の人が陥りやすい口腔内の空気だけを使う間違った発声法を口腔囁語と言います。
自己血とは手術を受ける人が、その手術で必要になる輸血用の血液を、あらかじめ自分から採血しておいた血液の事です。
自己注とは、自己注射の事で、例えば糖尿病の患者がインスリン注射を自分で注射する事です。
自己注射は、その他にも不妊治療やアレルギーのアナフィラキシーショック緩和でも行われます。
・篩骨(しこつ)
篩骨とは頭蓋骨の1部で、眼窩と鼻腔を構成する複雑な形状の骨の事です。
自己導尿とは患者自身がカテーテルで導尿する事です。
自己導尿で注意すべき点は、尿をためすぎると細菌感染などの恐れがあるので1回の導尿は300cc以下になるよう注意し、細菌感染があると尿が混濁や血尿になるので尿の状態を観察することが必要です。
また、尿が濁ったら水分を多めに取り2〜3時間おきに導尿します。
自己抜去とは患者が自分でチューブなどを抜いてしまう事です。
自己抜去は高齢者や認知症に多く、また検査などが多い入院1週間以内に発生することが多いので、その間は特に注意が必要です。
対策としては、包帯保護や頻回な訪室の他、離床センサーの設置や家人の付き添いなどがあります。
耳硬化症は鼓膜の裏側にある耳小骨の一つであるあぶみ骨と前庭窓、内耳窓との間に骨の様な組織が出来る為、あぶみ骨が動けなくなり、鼓膜の振動を伝えることが出来なくなり、難聴になる原因不明の病気です。
症状は青年期から難聴が起こり徐々に進行してゆきます。
治療はあぶみ骨切除術かあぶみ骨小開窓術を行います。
短期間の入院が必要ですが述語10日ほどで徐々に聴力が復活し、耳鳴りなども消失します。
耳垢水は耳垢が外耳道内に固まり除去できない時に耳垢を柔らかくするために使う点耳薬の事です。
1日に数回点耳し、洗浄すると痛みを与えずに除去できます。