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自己免疫疾患とは自分の体の細胞が抗原となり、それに対して免疫反応が起きることで、代表的な疾患に、自己免疫性溶血性貧血、多発性硬化症、慢性甲状腺炎、全身性エリマトーデス、関節リュウマチなどがあります。
所見で特徴的なのは、①血清ɤ-グロブリンの増加 ②自己抗体の証明 ③変性したɤ-グロブリンやそれ由来の物質が病変部位に沈着する ④病変部位にリンパ球や形質細胞が浸潤する ⑤副腎皮質ステロイドが効果がある。
などがあります。
歯根とは歯のセメント質で覆われた部分で、顎骨の歯槽窩の中にあり歯を保持しています。
歯根の数は切歯から小臼歯までは1本で、上顎第1小臼歯の半分は2本あり、上顎大臼歯は3本、下顎大臼歯は2本です。
歯根肉芽種は虫歯などで歯髄が死んでしまった歯の歯根の先端にできるもので、症状は根の先端に少しの違和感や軽い圧痛がある程度です。
治療は根管治療でほぼ治癒しますが、治癒が望めない場合は、抜歯、歯根尖切除術を行います。
歯根嚢胞とは神経を取り除くか、神経が死んでいる歯の歯根の先端に膿が溜まるもので、自覚症状は、噛むと痛い、歯が浮いた感じがする、歯茎におできの様なものが出来るなどありますが、自覚症状がない場合もあります。
原因は神経を抜いた歯の内部の空洞で雑菌が繁殖している為です。
治療は歯の被せものや詰め物をいったん取り除き海の袋に穴をあけ、膿を出した後、内部の空洞を削った後消毒し無菌状態にして再び詰め物をします。
CCUは心疾患集中治療部の事で、心筋梗塞発作を起こした患者や房室ブロック、狭心症などの患者を発作直後から専門知識を持った医師や看護師が治療や看護をするユニットです。
CGは膀胱造影の事で、膀胱に造影剤を注入してX線撮影をします。
Ccrとはクレアチニンクリアランスの略で、肝機能障害の程度を調べる糸球体ろ過値の測定法です。
Ccr測定法は尿検査で、1~2時間の短時間検査と24時間検査があります。
短時間法は最初に尿を完全に出し切ってもらい採取し、30分後にもう1度採取します。
24時間方は最初の尿は廃棄し、その後24時間の全ての尿(排便時の尿も含める)を採取し、良くかき混ぜ、採取が終わった日の空腹時に血液も採取しCcr値を調べます。
計算方法は
尿中クレアチニン濃度(mg/dl)×1分間尿量(ml/min)/血清中クレアチニン濃度(mg/dl)×1.73/体表面積(m2)
=Ccr(ml/min)です。
なお基準値は男性が90~120(ml/min)で女性が80~110(ml/min)です。
CJDはクロイツフェルト・ヤコブ病の事で、亜急性海綿状脳症とも言います。
CJDはプリオン病の1種で、症状は痴ほう症に似て、精神の衰えが進行し、身の回りの不衛生や無表情が頻繁に起こるようになり、発病後6か月位から筋肉のけいれんが起きるようになり歩行も困難になります。
治療法は今のところ無く、薬剤で痙攣などの症状を抑える療法がとられています。
GCSはグラスゴーコーマスケールの略で、国際的に用いられている意識障害レベルの分類法です。
E・開眼
4点 自発的に 3点 音声により 2点 疼痛により 1点 開眼せず
V・発語
5点 見当識あり 4点 会話混乱 3点 不適当な会話 2点 理解不明の声 1点 発語せず
M・運動機能
6点 命令に従う 5点 疼痛部位の認識可能 4点 四肢が逃避する屈曲 3点 四肢が異常な屈曲
2点 四肢が伸展 1点 まったく動かない
※合計した点数が低いほど意識障害が重症と言う事になります。
GーCSFは顆粒球コロニー刺激因子と言い、サイトカインの1種で好中球(白血球)を増やす役割があります。
また、医薬品としてのGーCSF製剤は、がん治療や再生不良性貧血による好中球減少症に使われます。