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失書とは、知能、精神の障害や筋肉の障害がないのに、書き取りなどの書字行為が出来なくなることで、大脳の特定部分の損傷により失書が起こります。
失調性呼吸とはリズムが不規則で、呼吸数も減少し、無呼吸の状態もある異常呼吸で、終末期に見られます。
失調性呼吸からあえぎ呼吸になり、やがて呼吸が停止します。
失読は大脳の部分的な損傷により文字や単語、文の理解障害で、音読障害も伴っていることがほとんどです。
失認とは知覚器官の障害がないのに、対象が何なのか認識できないじょうたいです。
感覚領野の障害で引き起こされます。
〇視覚失認 視覚はあるのに物を見てもそれが何なのか分からないが触ってみれば分かるという状態です。
〇相貌失認 家族や友人などの顔を見ても誰なのかわからない状態です。
〇聴覚はあるのに音の区別がつかない状態で、当然他人の話す言葉もわかりませんが、筆談はできる状態です。
疾病利得とは病気でいることにより患者が何がしらかの利益を得る事で、簡単な例を挙げれば、学校が嫌いな子が朝になるとお腹が痛くなったりする事です。
大人の場合は、疾病の種類によっては傷病手当や年金などを得ることが出来るので、それらを失いたくないと無意識のうちに病気を長引かそうとする事です。
CDとはクローン病の事で、回腸末端炎とも言い、回腸終末部や大腸における非特異性炎症で、急性型は発熱、右下腹部激痛、嘔吐などの症状で急性虫垂炎との判別が難しく、また慢性型は急性型の症状が慢性化しやすく、さらに回腸部に腫瘤(しゅりゅうーはれものやこぶ)や瘻孔(ろうこうー管状の欠損)などが出来ることが多いです。
なお、原因は不明です。
CDHは先天性股関節脱臼の事で、乳幼児が外傷がないのに股関節が脱臼している状態で、特に女の子に多いのが特徴です。
先天的に関節がゆるく、それに出産後に不適切な育児環境が加わることが原因です。
治療は単に関節の発育不良の場合は、出来るだけ股関節を開いておくだけで自然治癒しますが、亜脱臼や完全脱臼の場合は、肩から足を吊るバンド(リーメンビューゲル)を着用すれば、ほとんどの場合は治癒します。
それでも修復されない場合はギブスや装具さらには手術を行います。
GTTとはブドウ糖負荷試験で、糖尿病などの診断のために行われます。
やり方は空腹時にブドウ糖を服用して、その後の血糖値変化を調べます。
正常値は100(mg/dl)で109までは正常高値、110〜126までが境界域で、126以上は糖尿病域となります。
シートグラフトとは皮膚移植が必要な患者にに患者自身の皮膚を使う事で、一番生着しやすいと言う利点はありますが、広範囲の熱傷などの場合は、限界があります
シナプスとは脳内の数百億の神経細胞同士をつなぎ、ネットワークとして複雑な脳の働きを実現させているものです。
脳梗塞やアルツハイマー、統合失調症などの脳神経疾患はシナプスから放出される神経伝達物質の放出以上によるものと推測されています。