看護師のための専門用語&略語解説サイト
スポンサーリンク
ダルムとは、ドイツ語で腸の事です。
淡血性とは、体液や痰などに少量の血液が混じり、薄い血液の色で透明性がある状態の事で、この状態より濃いものを血性、逆にもっと薄い状態を淡淡血性と呼びます。
胆汁様とは吐物、胃の内容物、ドレーン排液などに胆汁が混じったものの事で、黄褐色のものです。
断続性ラ音とは、ブツブツやバチバチといった破裂音の事で、肺の聴診で聞かれる肺雑音の事です。
原因は、開きにくくなった肺胞が吸気により一気に広がったり、気道内に付着している分泌物が破裂して生じます。
肺炎や肺水腫などで起きる音です。
断端とは、手術などで切り取った臓器などの切断面の事です。
耽溺とは、アルコール、薬物などに熱中している状態の事です
タンデムとは、2種類以上の薬液を並列し、同時に投与する事です。
ダンピング症状とは胃切除手術後に食物が急に小腸に落ちるため、栄養が急激に吸収されたり、逆に吸収されなかったりする事で起きる症候群の事で、食中、食後に現れる早期ダンピング症候群と食後数時間後に現れる後期ダンピング症候群に分かれます。
早期ダンピング症候群は冷汗、動悸、めまい、倦怠感や脱力感などの症状で、後期ダンピング症候群は頭痛、発汗、めまい、倦怠感などの症状が出ます。
タンポナーデとは、心臓と心臓を覆う心外膜との間に急性心膜炎などにより心嚢液や血液が大量に溜まり心臓の拍動が阻害されている状態です。
治療は、細く長い針を心膜に刺し、溜まっている液体を排出させる心膜穿刺が行われます。
短絡術とはシャント術とも呼ばれ、脳内に水(脳髄液)が溜まる水頭症の治療のために行われるもので、溜まっている脳髄液を脳室から腹腔や心臓そばの太い静脈に流すためのバイパスを作る手術です。