ウルフカット
今回はこのスタイルをカットします。
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1 前後に分けて、ネープのみガイドを作ります。
2 バックの髪は全部下ろして、ガイドに合わせておきます。
3 サイドはガイドは作らず、ツーセクションにブロッキングします。
4 バックセンターからネープのガイドに合わせて垂直にカットします。
5 こんな感じで垂直にカットしてゆきます。
6 バックセンターからみつ襟の位置まで(赤の部分)はオンベースでカットしますが、後(4と5)は3をカットした位置に集めてカットします。
7 こんな感じで4と5は後ろに引いてカットします。
8 バックの切り上がりです。
※バックの4と5のパネル後ろに引いてカットするのは、4と5のパネルの部分はイラストでもわかる様に、髪の生え際が急激に上がっているので、オンベースでカットすると生え際の形がそのまま出てしまい、ヘムラインが耳後ろに穴が開いたようになってしまうためです。
9 サイドはオンベースにパネルを取り出し、バックのガイドに合わせてカットします。
10 つまり、バックの5のパネルをサイドのオンベースの位置まで、前に倒し、それに合わせて、サイドの第1パネルをカットします。
11 サイドは前下がりにするので、第1パネルをカットした位置にすべて集めてカットします。
12 アンダーセクションの切りあがりです。
13 オーバーセクションはアンダーセクションのカットラインをそのまま延長し、垂直にカットしてゆきます。
14 上から見るとこのようになります。地面に平行にパネルを取り、すべてオンベースの位置でカットします。
15 カメラの角度で、パネルが上向きに見えますが、Jのように、地面に平行にとってください。
16 サイドも同じように、水平にパネルを取り、アンダーに合わせて、垂直にカットしてゆきます。
17 ここまでの切り上がりです。
18 前髪のカットに入ります。
19 そのままサイドに繋げます。
20 すべて前に持って来てカットできるところはカットします。
21 前髪をガイドにトップにレイヤーを入れます。
22 バックも切れるところまで切ります
23 すべてパネルをセンターに集めて、切れるところは全部切ります。
24 こんな感じです。
25 ウルフカットのベースカット終了です。
26 質感カットを入れてゆきます。
質感カットのやり方
27 トップもしっかりギザギザにしましょう。
28 ヘムラインもまっすぐなラインが残らないようにします
ウルフカット完成です。
ベースカットの後に毛量調節をしっかり行うことがウルフカットのコツです