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ヘアカラー辞典

話題の利尻ヘアカラートリートメントを美容師が試してみました


最近ネットで話題の利尻ヘアカラートリートメント。

化学染料を一切使わずに、しっかり染まると、人気を呼んでいるみたいで、気になったので、さっそく取り寄せて実験してみました。

まず、裏面の内容成分をチェックしてみると、確かに化学染料は入ってないみたいです。
ただし、コンディショニング成分として、指定成分ではありませんが、ステアラミドプロピルジメチルアミンと言う合成界面活性剤は使用されているみたいです。

また、色素に利尻昆布を使っているのかと思っていましたが、利尻昆布はトリートメント成分として使用されており、天然色素として「シコン」「クチナシ」「ウコン」「アナトー(ベニノキの種子)」を使用しているそうです。

使用説明書によると「、シャンプー後に、水気を良く拭き取り、利尻ヘアカラートリートメントを直接手に取り白髪部分にべったり塗って下さい。」との事。

手袋もしないで使えるのはとても便利です。
「初めて使用するときは10〜20分置いて下さい。 次回からは5分で染まります。」
と書いてあるので毛束で実験してみました。

使用した利尻ヘアカラートリートメントの色はい一番明るい「ライトブラウン」です。


利尻ヘアカラートリートメント 使用前の毛束 利尻ヘアカラートリートメント 自然放置毛束 利尻ヘアカラートリートメント 加温した毛束
実験に使用した白髪交じりの毛束です カラー剤を塗布して自然放置で20分置きました こちらの毛束はカラー剤を塗布して、10分遠赤外線で加温し、その後10分自然放置しました

結果は確かに噂通り良く染まりました。  色味としては赤みの強いレッドブラウンです。

明るさは、自然放置した毛束が、およそ7レベル、加温した方はおよそ6レベルでした。

今までの自然の色素のみを使用したカラー剤はかなり染まりにくかったのですが、利尻ヘアカラートリートメントは染色力では群を抜いていると言ってよいでしょう。

また、入浴時に、何も使わず直接手にとって使え、わずか5分で染まるというのは、とても便利で、正直、美容師としては強力なライバルが現れたものだと思います


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