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ヘアカットの仕方【ENEＳのWEB美容学校】ＨＯＭＥ＞パーマ辞典＞加温式パーマ
昔からある加温式パーマとは1剤の放置時間中に遠赤外線などで加温して1剤の働きを良くするものでしたが、最近の加温式パーマ、通称「ホット系パーマ」は少しやり方が違います。
ホット系は最初、1剤を髪に塗布してロッドを巻かずに自然放置した後水洗して、その後にロッドを巻き加温して乾燥させ、その後に２液処理をするというものです。
これがどういう事かと言うと、通常のパーマはシスティン結合を切る時に、イオン結合と水素結合と言う側鎖結合も切れます。
この結合は髪が乾燥すると再結合されますが、乾くまでの間、水分や髪の重みでどうしてもウェーブがある程度伸びた状態で再結合するので、濡れていた状態よりもウェーブがゆるくなった状態になります。
これに対してホット系は先にイオン結合と水素結合を再結合させてから２剤を塗布するので、乾いた方が濡れた時よりウェーブが出てきます。
さらに、通常のパーマでは出せない大きく立体的なウエーブが出せるのが特徴です。
簡単にいえば、パーマとカーラー巻きのセットを同時に行うようなものです。
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