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パーマ辞典

パーマの強弱の基準


強めや、柔らかめ、あるいは普通くらいとかパーマのかかり具合で良く言いますが、きわめて曖昧で解りづらいですよね。
はっきりとした基準を決めておけばコミュニケーションがとりやすいのではないでしょうか。



一般的にはパーマの強弱は文字の形に習い「C」、「J」、「S」「SS」の4段階に分かれます。

パーマの強さの基準 Cカール 「C」カール
4段階では一番カールがゆるい状態です。
この状態にかけるには髪の長さに対して1,2〜1,5回転するくらいのロッドを使用すれば大体Cカールになります。
回転数に幅があるのはダメージ毛と健康毛ではかかり方が違うからです。
もちろんダメージ毛がかかり易いので回転数を少なめにします。

たとえば髪が健康毛で長さが根元から10cmあるとするなら、100(mm)=X(エックス)×3(円周率)×1,5 と言う式が出来ます。
X(エックス)の値を出すためには100÷(3×1,5)=100÷4,5=22,22 およそ22mmのロッドで巻けば良い事になります
※Cカールのみ、たとえば根元3cmはかけないで残り7cmのみにパーマをかける場合いでも、計算式には根元から毛先までの長さ、この場合は10cmで計算します
パーマの強さの基準 Jカール 「J」カール
Cカールより1/4回転ほどカールがきつくなった状態です。
Jカールを出すには、パーマをかける部分の長さを1,7〜2回転するロッドを選択します。
パーマの強さの基準 Sカール 「S」カール
S字型になったフルカールの状態です。
パーマをかけたい部分の長さに2〜2,5回転するロッドを選択してください。
パーマの強さの基準 SSカール 「SS」カール
文字通りSカールがふたつつながった状態です。
パーマをかけたい部分の長さに3〜4回転するロッドを選択してください。

だいたい、「Cカール」がゆるめ、「Jカール」が普通くらい、「Sカール」が強め「SSカールはハードウェーブ用と言う感じになると思いますが、パーマの強弱は個人個人でだいぶ違うので、しっかりコミュニケーションをとる事が大事です。

この4段階のカールを組み合わせれば、ほとんどのパーマスタイルには対応できると思います。
とは言ってもイチイチものさしと電卓を持ってワインディングは出来ませんので、何回も経験して体で覚えてください。

それと、髪の状態と言うのは実に様々で、健康毛の中でも撥水毛などは、特にかかりにくかったりしますし、ダメージ毛でも程度が小からパーマがかからないくらいひどいダメージ毛まであるので、この計算式があてはまらない場合もあるということも頭の中に入れておいて下さい。
※参考文献  日本パーマ協会著 「パーマ入門」

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