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前項でシスチンについて説明しましたが、シスチンとシスティンはそれぞれ別のものですので間違わないようにしてください。

美容師の中にもシスティンパーマの事をシスチンパーマと呼ぶ人もたまに居ます

別のものとは言っても、システィンはシスチンを還元して得られたアミノ酸です。

毛髪や羽毛など天然のものから得られたシスティンをＬ−システィン、合成して得られたものをＤＬ−システィンと呼び区別されます。

システィンには還元作用があるのでパーマ薬剤として利用されたのが、システインパーマです。

システインパーマ剤は、いやな臭いが少なく、毛髪に与えるダメージも少ない、さらに仕上がりの感触も良いという長所があります。

短所としては、価格が高い、酸化により粉を吹きやすい、チオグリコール酸に比べてウェーブ形成力が弱いなどがありますが、年々改良されてウェーブ形性力もだいぶ良くなってきています。

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