今回はグラボブに３セクションでウェイトを減らし、さらに、トップはコンケーブのレイヤーを入れることで、トップにはボリュームを出し、逆に、膨らみやすいハチ周辺はボリュームを抑えます。
少しアレンジすれば２０代から、トップのボリュームが出づらくなった４０、５０代まで幅広く対応できるスタイルです。
ベースカットに入る前に
１、わかり易くするために、最初に、あご腺でグラボブを切ってください。これは、ベースカット前の、ベースカットなので、１０分程度で大まかに切ってください。
グラボブの切り方はこちら
２，３ グラボブの展開図は赤破線のようになっています。 これに、３セクションで濃い青の部分を取り除いてウェイトを減らしてゆきます。
アンダーとミドルセクションのカット
４、アンダーセクションからカットしてゆきます。 一番下の長さをガイドにオンベースでセイムレイヤーにカットします。
５、アンダーセクションはすべて、オンベースでカットします。
６、ミドルセクションも同じように下の長さをガイドにオンベースでカットしてゆきます。
７、サイドまでそのまま切り進みます。
バングのカット
８、９ バングは最後でも良いのですが、切りすぎる恐れがあるので、ここでカットしておきます。
少しレイヤーを入れて軽くしておきましょう。
トップセクションのカット
１０、トップセンターにモヒカンガイドを作ります。ボリュームが出やすい長さ（１４〜１７cm位）にカットしてください。
１１、コンケーブにカットしてゆきます。 センター以外は短くしたくないので、急な角度でカットします。
１２、サイドも同じように急角度でカットします。
１３、11,12は分かりやすいよう、単純な展開図にしましたが、実際には、トップセクションの下部は短いので、11,12の様にカットすることはできません。
実際にはこのように、パネルの中間くらいまで切る感じになります。
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１４、最後にバングとサイドを、つないでベースカット終了です。
この後、全体の量や、質感を見ながら、セニングや、スライドカット、ストロークカットで調整してゆきます。
この工程については、他のページで何回も説明していますので、省略します。