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セラミド

最近化粧品などのＣＭでよく耳にするセラミドとはＣＭＣのページでも説明しましたが、皮膚（角質層）や毛髪の細胞と細胞の間にある脂質の事で、スフィンゴ脂質とも呼ばれます。

セラミドは脂質（油）なのですが界面活性剤のように親油基（油となじみやすい部分）と親水基（水となじみやすい部分）を持っており、肌や毛髪中に水分を保持する役目をもっています。

セラミドは年齢と共に減少してゆくので、お肌や髪が乾燥しやすい年齢になったら、化粧品やトリートメントで補ってあげる必要があります。

先にＣＭＣのページをご覧になった方は、「何だかＣＭＣと同じようなものだけど、どう違うのかな？」とお思いでしょう。
実は、セラミドとＣＭＣは別の物質ではなく、ＣＭＣの主成分がセラミドなのです。
ＣＭＣとはセラミドコレストロールの略なのです。

アトピー性皮膚炎で悩んでいる方も多いですが、アトピーの人には、このセラミドが足りていないこともわかっており、その改善にも効果があると言われています。

セラミドは従来、牛から抽出される事が多かったみたいですが、最近は米ぬかや小麦粉、コンニャク芋など、植物から抽出したものが主流になっているようです。