カットウィッグでドライカットのやり方を説明するのは少し無理があります。
なぜならドライカットは生え癖や毛流に重点を置いてカットするので、人間の髪の生え方と、かなり差があるウィッグでは難しい所も在りますが、ドライカットとは、こう言う切り方をするのだなと言う事は理解できるのではないかと思います。
１、シャンプーｏｒウェット後に毛流に沿ってナチュラルドライします。 ウィッグなのでトップの毛は全部前に落ちますが、実際にはパートから横に流れます。
２、さらに、コームで少しのばしながらドライ後に、レングスとレイヤーの幅をしっかりとイメージしておきます。
３、ライトサイド側から、土台になる分の髪を残し、動く髪の部分をブロッキングします。 個人差はありますが、パートからおおむね３〜４ｃｍセンチくらいが動く部分になります。
４、ヘビーサイド側も同じように採ります
５、両サイドのブロッキングをつなぐように、バックもブロッキングします。
６、その下にもう一つブロッキングします。 サイドとバックの毛量が同じになるまでブロッキングします
７、もう一つブロッキングした時点でサイドと毛量が同じになりました。
８、ブロッキング以外の部分をコームドライします。
９、さらに、クッションブラシでストレートに延ばして行きます。 デンマンはテンションが、かかりすぎるので使いません。
10、ストレートメイクが終了しました
11、フリーハンドのポイントカットで長さを決めてゆきます。
12、バックの終了です。
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