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19世紀末から20世紀初頭のファッションとヘアスタイルについて解説します
NIKKO校長の特別講義 |
大きな画像はこちらで見れます コルセット解放後のドレス |
前ページから続く そんな中、1900年パリで万国博覧会が開かれ、日本の着物や文化が紹介されると、「ジャポニズム」として一大ブームを巻き起こし、文化人や芸術家に大きな影響を与えました。 1906年デザイナーのポールポワレは古代ギリシャの衣装や日本の着物からインスピレーションを得て、初めてコルセットを使わない東洋を意識したハイウエストのドレスを発表しました。(図参照) どうですか。 バッソルスタイルと比べると劇的に変ったでしょう。 ヘアスタイルもそれに合わせて、高く結いあげたスタイルからシニヨンへ、高い帽子からターバンやヘアバンドに変化しました。 ポワレのデザインは、女性を人工的に矯正した美から解放し、自然な体の美を評価しようという、新しい価値観を生み出しました。 最後に当時のヘアスタイルを紹介いたしますね。
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この時代の事をもっと詳しく知りたい方へ
20世紀初頭と言えば、まさにアールヌーボー様式全盛の頃。 アルフォンス ミュシャは現代ではアールヌーボーを代表する画家となっていますが、実は近年になるまで忘れ去られていました。 私はミュシャは画家と言うよりグラフィックデザイナーに近いように思えます。 実際彼は、たばこや、シャンパンなどのパッケージや宝飾品のデザインを多く手掛けています。 それを見るだけでも一見の価値があります。 ミュシャの魅力は何と言っても繊細で細かな描写で描く、とても魅力的な女性たちと、その周りを彩るアールーヌーボー特有の植物モチーフの模様です。 私は最初、アールヌーボーはあまり興味がなかったのですが、ミュシャの画集に出会い、その魅力の虜になってしまいました。 挙句の果てに、ポスターを作りたくなってPCに読み込み、イラストレーターで模写を試みたのですが、単純なパターンの模様と思っていたものが、実際は一つずつ微妙に形が違ったり、アクセサリーの小さな宝石にも影を付けてあったりなど、実に繊細に描いてあり、3日で終わるはずの模写が1ヶ月近くかかり、その出来栄えもオリジナルとはほど遠いものになってしまいました。 まさに、先人の仕事恐るべし!の一冊です。 |
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