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ヘアカット用語解説書
ラインセニング


ラインセニングとは、おもにツーセクションカットで使う手法ですが、もちろんツーセクションではなくても使えるテクニックです。

ラインセニングとは

ラインセニング 座標ラインセニングを行うには、頭を図のように小さなピースに分けます。

この小さく分けた毛束ごとに、目的に応じて上下左右からソギを入れて、ボリュームや毛束感を出したり、おさまりを良くしたりします。

左右から入れる削ぎをサイドセニング、上から入れるソギをオーバーセニング、下から入れる削ぎをアンダーセニングと言います。

なお、インナーセニングを併用する場合は、各ピースの中心を通るように入れます
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ラインセニングの基本

ラインセニング 基本

1 両サイドからの均等な削ぎ(サイドセニング)

毛束に対して両サイドから均等に削ぎを入れると毛束感が出やすくなります。
また、片側のみや、片側を深く、反対側を浅く入れると深く入れた方に毛流れが出やすくなります





2 上下からの削ぎ

毛束に下から削ぎ(アンダーセニング)を入れると、毛束に浮力が生じボリュームが出やすくなります。

反対に上から削ぎ(オーバーセニング)を入れるとボリュームを抑えたり、毛束のおさまりを良くしたりする効果があります。



3 セニングの深さ

どの位置からセニングを入れると言う決まりはありませんが、部位によっては、あまり深い位置から入れすぎると、かえってヘアスタイルを壊してしまうことにも成りかねませんので、自分なりに基準を作ることも必要です。

実際のやり方については、ヘアカットクラスの「質感カット」の頁で紹介していますので、そちらをご覧ください
質感カットのページへ移動

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