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ヘアカットの仕方【ENEＳのWEB美容学校】ＨＯＭＥ＞ヘアカットクラス＞セルフカットのやり方
 「自分の髪は自分でカットする」と言う方が結構いるみたいなので、今回は、私が考えた簡単セルフカットを紹介します。このやり方でセルフカットを行えば、たぶん、ひどい失敗はしないで済むのではないかと思いますが、後で泣かないために十分注意しながら行ってください。 なお、失敗したからと言って文句は言ってこないで下さいね。 あくまで自己責任でお願いします。 |
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| 今回はハサミよりバリカンを主に使用してカットします。 バリカン＝坊主刈りと言うイメージがありますが、もちろん、普通のヘアスタイルもちゃんとカットできます。 バリカンなら右手でも左手でもカットできるし、ハサミより簡単に速くカットできるので、よりセルフカットに向いていると思います。 「バリカンなんか持っていない」と言う方はハサミでも、もちろん出来ます。  １、まずこのスタイルは、地肌からすべての髪を直角に立ち上げるとイラストのようになっています。 薄い青色の部分をオーバーセクションと呼び、この部分の髪はすべて同じ長さになっています。 この状態をセイムレイヤーになっていると言います。 一方、濃い青色の部分をアンダーセクションと呼び、下に行くにつれて徐々に短くなっています。 これをグラデーションになっていると言います。 この様に、このスタイルはセイムレイヤーとグラデーションを組み合わせたカットになっています。 ２、今回のカットは髪が乾いた状態のまま行いますが、髪が寝ているようならドライヤーで立ち上げた方がカットがしやすいと思います。 ３、まず、生え際の部分（イラストの赤の部分）からカットします。 親指以外の指で根元から髪を挟みこんで下さい。 ４、そのままゆっくり指の間をすべらせ、１，２，３とカウントながら、切りたい長さまで持ってゆきます。このスタイルのセイムレイヤー部分の髪の長さは、およそ７ｃｍあるので、指の厚みが２ｃｍあるとして、指から下が５ｃｍくらいあれば良いです。 なお、髪を引っ張り出す方向は地肌に対して垂直なので、やや、斜め前方になります（７を参照） この長さが基準になるので、指を滑らせる速度と秒数をしっかりと把握して下さい。 私はおよそ3秒でこの長さになりました。 後頭部を切るときは、この感覚だけを頼りにカットしてゆきます。  ５、バリカンで一気に、すべての指から出ている髪をカットします。 切り残しがない様に、数回髪をはさみ直してカットします。 ６、次のブロックに進みます。１のブロックと同じように、根元から１，２，３とカウントしながら髪を滑らせて行き、同じ長さにカットします。 
７、3つ目のブロックに入ります。ここは後頭部になり、自分からは見えないので手の感覚だけで、写真のように地肌から垂直に引き出し、同じ長さにカットします。 ８、左横のブロックに入ります。 写真のように地肌から垂直に引き出し同じ長さでカットします。 上のブロックに少しオーバーラップさせた方が切り残しがなく、長さもわかりやすいです。  ９、１０、残りの４，５のブロックも同じように地肌から垂直に引き出しカットします。 １１、１２、右側も同じ要領でカットします。  １３、右側最後のブロックです。 これでオーバーセクションは終了しました。 １４、オーバーセクションを切り残しがないかチェックカットします。 縦や斜めから指を入れた方がわかり易いです。 １５、この様な、切り残しがけっこうあるはずです。 カットするのは、飛び出している髪だけです。 ちゃんと切れているところは切らないように注意してください。 １６、後頭部は見えないので、この様に指で触って切り残しを探します。 次ページへ続く 
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