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ヘナの調合と塗布、放置時間などのやり方
最近のヘナには様々な種類があり、中には化学染料が入っているものなどもあるようですが、ここではヘナ100%の物のやり方を紹介します。
なお、ヘナは信用できるメーカーの物を使いましょう。
染料として使うヘナは通常ヘナの葉のみを使うのですが、茎や他の混ぜもので増量しているまがい物も流通しているそうなので、雑貨店などで販売されている安価な物はお勧めしません。
調合
ヘナには2剤などはなく、その代わりにお湯(熱すぎない程度)を使います。
調合比も厳密な決まりはなく「マヨネーズ状になる程度」と言うかなりザックリしたものですが、塗布しやすい状態は、ヘナ1:お湯6程度だと思います。
ヘナも様々なメーカーから販売されていますので、調合比などは、それぞれの説明書を参考にして下さい。
私が使用しているのはコーリーズヘナのダークレッドです。
使用量
使用量はショートヘアならヘナ20gに対してお湯120ml、毛量の多い人やロングはヘナを5g〜10gほど増やします。(当然お湯の量も増やします)
通常のヘアカラー剤に比べ、ヘナは混ざりにくいので刷毛より小さめの泡立て器を使いしっかりと混ぜ合わせて下さい。
塗布
塗布に関しては何も難しくはありません。
ワンプロセスで根元から毛先まで1度に塗布するだけです。
塗布量も良質のヘナであれば、通常の白髪染めとほぼ同じ量で大丈夫です。
リタッチでもやり方は、ほぼ同じですが、新生部のみ塗布するのではなく、既染部にも塗布します。
なぜかと言うと、ヘナの色素は通常のヘアカラー剤のように毛髪内部までしっかりと浸透する訳ではないので、ひと月以上経つとある程度抜けてしまうと言う事とトリートメント効果も抜けてしまうからです。
ヘナは何度か塗り重ねても色素が詰って暗くなると言う事はありません。
なお、既染部の塗布量は新生部より少なめでも大丈夫です。
放置時間
塗布し終わったらラップをして10分加温、その後ラップを外しコームのテールで全体に髪を浮かせるようにめくり上げて空気を含ませるようにして、さらに10分自然放置し、カラーテストがOKならばシャンプーします。
ヘナ染めにはオーバータイムはありませんので、長時間置いたので髪が傷むなどの問題はありませんが、私はお客様のため出来るだけ短時間で済ませたいので、試行錯誤の末、最低これくらいの放置時間で染まると思ったのが加温10分、自然放置10分です。
※くせ毛や撥水性の毛髪は染まりにくいので加温時間を長めに起きます。
染まり上がり
白髪率およそ40%ほどの毛束をヘナ染めしたものです。
白髪が多いほどオレンジ味が強く出ます。
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