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ヘアカットの仕方【ENESのWEB美容学校】HOME>あの頃のヘアスタイル辞典>ツーブロックカット
一般的なツーブロック その展開図 男性のツーブロック ちょんまげバージョン |
ツーブロックカットは、80年代中頃に流行したヘアスタイルです。 一般的なツーブロックのスタイルが左のイラストのスタイルです。 「なんだ、普通の刈り上げボブじゃないの」とお思いでしょうが、下の展開図を見てください。 刈り上げ部分がボブの内側まで入り込んでいて、ボブ部分と刈り上げ部分には繋がりがありません。 つまり、2つのブロックに分かれているのでツーブロックカットなのです。 カットのやり方は、ネープを普通に刈り上げて、あとは、これまた普通にワンレングスカットをするという極めてシンプルな手法でした。 繋がりのないヘアカットなら現在でもディスコネクションカットなどありますが、現在のカットは繋がりがなくても、見た目にはそれと、解らないようにしながら、質感や毛量を調節する目的で行うもので、当時のツーブロックカットを発展させ、より洗練したものと言ってよいでしょう しかし、当時のツーブロックカットは逆に繋がりのなさを、より誇示するもので、刈り上げとワンレングスなどと言った極端な組み合わせが好まれました。 刈り上げが流行し始めたのも、この頃で、美容師は必死で刈り上げを勉強しました 当時のショップ販売員(当時はハウスマヌカンと呼ばれていた)は刈り上げボブに黒ずくめのファッションでカラス族と呼ばれていました。 ツーブロックには男性バージョンもあり、女性は襟足だけを刈り上げるのに対して、男性はサイドも刈り上げてパーマで後ろへの流れを出していました。(左図参照) 男性はさらに、刈り上げていない部分を長くのばし、後ろで結く通称「ちょんまげ」姿も多くいました。 ※現在のツーブロックカットにつてはツーセクションカットで詳しく説明しています |
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