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ヘアカットの仕方【ENESのWEB美容学校】HOME>パーマ辞典>実際のパーマの手順
では実際にパーマをかける場合、どのような手順で進めて行くのかを説明します
顧客がどのようなパーマスタイルを望んでいるのかを、出来ればスタイルブックなど具体的なもので確認し、今の長さや髪質でそれが可能かどうか判断し、必要ならば修正を加えます。
次に大切なのが髪質とダメージの程度の把握です。ヘアカラーが盛んな現代ではほとんどの方がダメージがあると思ったほうがよいでしょう。 髪が乾いた状態で触ってみる事が大事です。 乾燥しているのは目で見ても解りますが、触ってみてごわつき感や、弾力がなく、針金のように硬くなっている髪はかなりダメージがあると思って間違いありません。
この段階でパーマ薬剤の種類やロッドの大きさを、あらかた考えておきます。
パーマをかける上で大切なことは出来るだけ髪の状態を根元から毛先まで同じ状態にしておくという事です。
薬剤はダメージ部分には強く作用するので、なにも処理をしないままパーマをかけると、かかりが弱い部分と強い部分ができてしまい、いわゆるむらがかりの状態になってしまいます。
前処理で使うトリートメントは次のものが一般的です。
ケラチンPPT | ケラチンとは皮膚や毛髪などを構成するタンパク質で、特に髪の成分であるシスチンというアミノ酸を多く含むのが特徴で、髪にコシやハリを与える。 |
コラーゲンPPT | コラーゲンもタンパク質で皮膚や軟骨などに多い成分。保湿効果が高いので、髪に艶や潤いを与える |
油分のあるトリートメント | 油分はもちろん髪に艶を与えますが、前処理で使用する場合は、パーマ薬剤が特に強く作用しやすいダメージがひどい部分に塗布し、油膜でパーマ薬剤の浸透を少なくする目的で使う場合が多い |
この他にもパーマ薬剤やトリートメント成分の浸透を良くする特殊な水などを使用する事もあります。
以上の前処理剤を必要に応じて使います。
髪の状態を均一にしたら、ここで1剤を髪に塗布します。 しかし、特殊な場合、たとえば、前処理をしても、ダメージをカバーしきれないと思う時には、1液を塗布しないでワインディングに入る場合もあります。(基本はワインディング前に1剤を塗布します。)
6ワインディング
髪にロッドを巻く事です。
加温式のパーマはここで加温します。 パーマの薬剤は20分ほどで効果がなくなるので、それ以上は放置しないように。
希望のウェーブが出ているかロッドを数か所ウエーブを伸ばさないようにそっと外してチェックします。
7で20分で効果がなくなると言いましたが、もちろん毎回20分も置く必要はありません。 かかり易い髪はわずか数分でかかりますので、細かく時間を区切ってテストする事が大事です。
かかりがOKであればロッドを巻いたままシャンプーブースで水洗して1剤を洗い流します。 最近は水洗の代わりにバッファー剤と言って1剤の効力を無くし、アルカリに傾いた髪を弱酸性まで戻す薬剤を塗布する場合もあります。
パーマ2剤を塗布する前に、ここでも必要に応じてケラチンや、コラーゲンを塗布します。
通常は2度塗布し、それぞれ5分間づつ放置します。 長い髪を細いロッドで巻いた場合などは毛先まで2剤が浸透してない場合があるのでロッドアウト後に毛先のみ、2剤をもみ込み数分置く場合もあります
巻いていたロッドをすべてはずし、良く流します。 この後、後処理として艶を出すPPTなどを塗布し数分放置する場合もあります。
13仕上げ
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