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近々に融資を申し込もうと思っている人には間に合いませんが、何年か先には独立したいなあと思っている人は今から気を付けておかなければいけない事があります。
融資が受けられるかどうかと言うのが独立開業の大きなポイントになるのですから。
キャッシングやカードローン
これらの物は申し込みも簡単で、直ぐに融資を受けられるので、給料1週間前に急にお金が必要になったと言う時などには非常に便利な物です。
しかし、便利な物には必ず落とし穴があるもので、期限内にきちんと返済できればまだ良いのですが、うっかり返済日を忘れてしまったなどいう事があると問題です。
「数日遅れても、きちんと返済すれば問題ないだろう」と思いますが、実はこういう事はきちんと記録されているのです。
返済の遅れが数回あれば、金融機関はあなたを金銭的にルーズな人間であると判断します。
厳しい機関はキャッシングなどを利用しただけで、「給料だけでは生活する事が出来ない浪費家である」と判断する事もあるようです。
もちろん、キャッシングを数度利用しただけで将来融資を受けられないと言う事はありませんので安心して良いのですが、融資を受ける際にローンが残っている(住宅ローンを除く)と多重債務者と言う事になり、かなり審査が厳しくなります。
いざ独立と言う時に希望より低い額しか融資を受けられなかったすると計画が狂ってしまうので、出来るだけ利用しない方が将来の自分のためです。
保証人にはなるな
これは私の過去の経験ですが、友人が高価な物(約20万)を購入するのでローンの保証人を頼まれ、気安く引き受けましたが、しばらくしてローン会社から友人の返済が滞っていると連絡が来ました。
慌てた私は急遽友人に連絡を取り「迷惑はかけない、間違いなく返済する」と確約を取り付けました。
その後ローン会社からは連絡は一度も来なかったので、約束通り無事に返済した様でした。
それから何年も過ぎ、銀行から融資を受けようとすると、「過去に保証人になってあったみたいですね。その時の返済が・・・・」と
過去の出来事を持ち出され、「こんな事も履歴に残ってしまうんだ」と驚きました。
保証人の怖さをこの時に初めて実感しました。
金融機関から信用を得るために
金融機関は融資を行うのが仕事ですが、貸したお金(債権)が返ってこない、いわゆる不良債権化するのが一番困ります。
その為、出来るだけ真面目で金銭的にしっかりした人に貸したいはずです。
その為に、出来るだけ早い時期から定期預金を始める事を薦めます。
給料を貰ったら直ぐに、出来れば毎月決まった日に入金するようにします。
金額は多いほど良いのでしょうが、1万、無理なら5千円でも構いませんから毎月きちんと入金する事が一番大切です。
満期なっても使わずに、これを数年続ければ、金融機関はあなたを真面目で信用置ける人と認識するでしょう。
将来、美容室の開業資金の融資を受ける際にも手持ち資金が0円では審査が厳しく、理想としては総事業資金の1/3以上は自己資金があることが望まれます。
その為にも出来るだけ早い時期から、こつこつと貯めておく事が大切です。
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