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自分が最初に開業する美容室の名前を決めると思うと、どうしても力が入ってしまいますよね。
あなたは、どんな名前を考えていますか?
好きな曲名や映画、または尊敬するアーティストやその作品など色々ありますよね。
もちろん、あなたのお店なのだから、どんな名前を付けようと他人から、とやかく言われることはないのですが、名前の付け方にもセオリーがあるのです。
もし、まだ名前が決まっていないのであれば参考にして下さい。
セオリー1 人は未完成な物に魅力を感じる
プリウス フェイスブック ユニクロ KARA アイフォン、アバクロ・・・・
どれも、近年人気がある商品、会社、グループの名前ですが、共通する物があります。
それは、今まで聴いたことがない新しい言葉であると言う事です。
人間は、良く知られていて、その価値が分かりきっている物より、聞きなれない名前で、まだその価値が決まっていない、つまり未完成な物に惹かれるそうです。
英語やフランス語、最近はスペイン語も人気なので、辞書を手に入れて響きの良い言葉、出来ればその言葉の意味も美容室にふさわしい言葉が見つかればいうことありません。
セオリー2 出来るだけ濁音は使わないほうが良い?
この手法は車の名前に良く使われることが多い気がします。
プリウス、タント ポルテ ミライース フィット モコなどみんな濁音を使っていません。
たとえばこれを
ブリウス、
ダント、
ボルテなどと濁音に変えてみると何かイメージが全く変わってしまうと感じませんか?
同じ車でもヴァンガード ヴェルファイヤ アルファードなど濁音を使っている物もあります。
これらの違いを考えてみると、前者は女性をターゲットにしているのに対して、後者は男性をターゲットにしています。
濁音を使わない名前は 優雅さ、繊細さ、可愛いらしさ、ハイセンスなど女性的なイメージなのに対して、濁音を使うと力強さ、ワイルド、アウトドアなど男性的なイメージを与えるようです。
別の例を挙げれば、モア、アンアン、ノンノ、ハナコなど女性誌は濁音を使わないのに対して、ブルータス、ビーパル、トレンディなど男性誌は使用しています。
美容室も様変わりし、最近は男性専用美容室も増えてきています。
自分がどういう客層を狙いたいかも考慮して名前を考える必要がありそうです。
セオリーは絶対ではない
ここまで言っておいて、こんな事を言うのも何ですが、これらのセオリーは、もちろん絶対的なものではなく、ありきたりの名前や、濁音をたくさん使用している名前でも女性に人気があるものもたくさんあります。
あくまで参考意見ということでご理解ください。
最後に気をつけなければならない事があります。
欧米の高級ブランドや著名な会社の名前をそのまま美容室名にしたりすると訴訟を起こされ名前の変更を余儀なくされる場合があります。
こうなると看板、名刺、チラシなどすべて作り直さなくてはいけなくなるので注意してください。
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