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ヘアカットの仕方【ENEＳのWEB美容学校】ＨＯＭＥ＞毛髪科学クラス＞シミ、シワ＞お肌の乾燥
皮膚の老化の原因の一つである乾燥について詳しく解説します
乾燥についてはすでにご存じの方も多いとおもいます。 20歳をピークに女性の肌は乾燥がちになってきます。これは角質の潤いを保つ天然の保湿成分が、年齢とともに減少して行くのが原因です。
乾燥にさらされると、角質層の表面が乾いてはがれやすくなり、隙間が生じていきます。
この隙間を通して、表皮の水分が蒸発して行くのです。
その結果として、水分を失った表皮はさらに薄く硬くなり、小じわになって行き、細胞もしぼんで弾力もなくなります。
皮膚は角質層で潤いを保っています。 その成分には3種類あります。
① 天然保湿因子（NMF）
角質層存在する肌が本来持っている天然の保湿成分で、主にアミノ酸や尿素などで構成されています。
これが角質細胞全体を潤わせて、しっとりした肌にしています。
②角質細胞間脂質（バリア機能）
角質細胞が１２０層も積み重なり、その間にセラミドを主体としたコレステロール脂肪酸などの脂質成分と水分子が層状に並んだ多重層構造で保水してます。 これをラメラ構造と言います。
③皮脂（天然のクリーム）
汗などの水分と皮脂が、アミノ酸などで乳化され弱酸性の皮脂膜を作り、皮膚が乾燥しないように肌を覆っています。
これが、「天然のクリーム」です。
しかし女性は20歳を過ぎると、女性ホルモンの影響で、皮膚の皮脂腺の分泌量が大幅に減少しはじめ、この「天然のクリーム」が作られなくなり皮膚が乾燥しやすくなります。
また、皮膚にハリや弾力ももたらすコラーゲンやエラスチンを供給
している繊維芽細胞は乾燥すると活動が鈍くなり、結果として皮膚の老化の原因となるたるみやシワが助長されてしまうのです。
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