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今回はヘップバーンが映画「オシャレ泥棒」あたりでしていたような、レトロなアップスタイルを紹介します。
事前に大きなカーラーで巻いた方が作りやすいですが、間単にブローして髪に張りが出れば、巻かなくても作れます。
出来るだけ、きれいな面を作るように心がけてください。
1 7,3で斜めのパートを取ります。
2 イアトゥイアで前後に分けます。
3 バックをブラシで丹念にとかしながら徐々に上にもってゆきます。
4 ゴムで結わきます。表面だけきれいにしていても内側の毛が、とかされていないと、きれいに出来ませんので、何回もブラシでとかしながらゴムで結わく位置まで持ってゆくようにしてください。
5 トップを半円形にブロッキングします。 写真では左半分しか見えていませんが、右半分も同じように取っています。
6 次にフロントをパート線と対称になるように取り分けておきます。
7 サイドを斜め後ろにもって行き、びんとゴムで結わいた位置を結ぶ角度でコームのテールを置きます。
8 そのまま、毛先を上に持上げコームを抜きます。
9 毛束を右手に持ち替え時計回りにねじります。ねじりがゆるいとサイドが膨らむので強めにねじってください。
10 そのまま根に向かってしっかりとねじってゆきます。
11 毛先までしっかりとねじり、根に巻きつけピンでとめます。毛量が多いウィッグなので、ねじりが太いですが人間では半分くらいにしかなりません。
12 耳後ろあたりがゆるみやすい場所なので、スモールピンでねじりの部分を薄く取り地肌にとめます。
13 右サイドも同じように作ります。 ただねじりは逆の反時計回りになります。
14 分け取っておいたフロントを下ろし逆毛を立てます。
15 表面の逆毛を取り、バックのゴムで結わいた根に毛先を持って行き、顔側の毛を面を乱さないように引っ張り出します。
16 顔側はボリュームを押さえ、バック側はボリュームが出るように形作ります。
17 毛先は根に巻きつけ、オニピンでとめます。
18 乱れないように輪グシで止めておきます。
19 トップに入ります。
20 いくつかのパネルに分けて、根元にしっかり逆毛を立てます。
21 このパートは一番ボリュームを出す部分なので、パネルが立つくらいにしっかり逆毛を立ててください。
22 トップ全体に逆毛が立ちました。
23 最初にゴムで結わいた部分も同じように逆毛を立てます。
24 全てに逆毛が立った状態です。
25 ゴムで結わいた部分を下に下ろし3つに分けます。
26 真ん中の毛束をトップのパート線から2cmくらい上にアメピンで留めます。
27 残りの2つの毛束もこのように放射状に留めます。
28 中央を厚くした、このくらいの大きさのたぼ毛を用意します。
29 一番ボリュームを出したい部分にピンで留めます。
32 その上から毛をかぶせます。
33 余分な逆毛を取りながら半円形になるように形を整えて行きます。
34 ここがスタイルのポイントになる部分ですので、鏡を見ながら、へこんでいる部分は持上げ、出っ張っている所は押さえてきれいに形作ってください。
35 毛先は左右二つに分けます。
36 一方の毛先を他方の下をくぐらせ、
37 毛先にループを作り、
38 たぼ毛にスモールピンで留めます。
39 反対側も同じようにして留めてください。
40〜42 完成です。 ライトサイドのねじった部分の出っ張りが気になりますが、実際の人間ではもっと細くなるので気にならないと思います。
それと、もし夜会巻きが出来るようなら、バックは夜会巻きにしたほうが、より完成度が高くなると思います。
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