美容室エネスがヘアカットからヘアアレンジ、カラー、パーマなどすべての技術を公開！

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欧米では一般的な、美容室が美容師を従業員として雇用するのではなく、仕事する場所や材料を提供し、借りた側の美容師は稼いだ金額の一定割合を店に収めると言う方式、いわゆる面貸しと言われるやり方は、日本人にはなじまないのか、あまり普及していません。

しかし、ここに来て「シェアサロン」と呼ばれる新しいタイプの面貸しが登場してきました。

まるでカラオケルームの様に、時間で鏡面をレンタルできる美容室なのです。

一例を紹介しますと、東京青山、表参道にあるレンタルサロンは1万円ほど払って会員になると、1分45円（１時間なら2.700円）で鏡面をレンタル出来ます。
ちなみに、光熱費、材料費込の金額です。

例えば、1日6時間、25日借りたとするとレンタル料は405.000円となりますが、かかる経費はこれだけですので、ひと月に1.000.000円稼げば595.000円が自分の所得になります。
予約を上手に調整すれば、もっと短時間のレンタルで済むかもしれません。

青山、表参道に個人で出店することなど夢のまた夢ですが、あなたが採算がとれるほどの顧客を持っていれば、不可能な事ではないでしょう。

何やら良い事ばかりの様なシェアサロンですが、心配なこともあります。
例えば、１２月など業界が忙しい時期でも自分が思う通りににレンタルが可能なのか、若いうちは良いかもしれないが年取ったらどうなるのかな？

そうは言っても、お店を出店するには、まとまった金額が必要になりますし、美容の仕事以外の雑用や経営の悩みもたくさん出てきます。

正直、私はこの話を聞いた時、雑事に振り回される事無く仕事が出来て羨ましいなと思いました。
しかし、もしシェアサロンが近所に出来たとしたら、自分の店を閉めてそちらに移れるかどうかは分かりません。

あなたはどうですか？

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