ヘナでナチュラルなブラウンに染める方法1
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ヘナはオレンジの色素しか持っていないので、ヘナのみでブラウンに染める事は不可能です。
しかし、最近はヘナに化学染料を混ぜたケミカルヘナもあり、それを使えば簡単にブラウンに出来るので、私もいくつかの商品を取り寄せて毛束で実験してみましたが、あまりにもしっかり染まるので、これは化学染料が沢山入っていると思い使用をためらっていました。
また、インディゴなど天然の色素のみでブラウンに染まるるヘナと言うものも試しましたが、かなり白髪の染まりが悪く、その上加温時間が40分以上で自然放置30分など時間もかかるので、時間はかかるは染まりは悪いはではお客様からお金は頂けないと思いあきらめました。
そんな中で出会ったのが「香草カラー(販売元 ランドプランニングアソシエーツ)」と言う、ウィキョウ、カミツレ、ウコンなど髪と地肌に薬効がある20種類以上の香草や漢方をブレンドしたヘナと同じようにお湯で溶くタイプの粉末状カラー剤です。
残念ながら最低限の化学染料も使用していますが、実験してみるとケミカルヘナほどしっかりとは染まらず、自然な染め上がりだったので化学染料の少なさが実感できました。
香草カラーのみでもちろん染まりますが、ヘナの高いトリートメント効果も捨てがたいと思ったので、両方を組み合わせれば良いものが出来るはずと思い、数種類の香草カラーとヘナを様々な組み合わせで100種類ほどの色見本を作成し、最終的に数種類の配合を決めました。
その配合は香草カラーでは1番暗い色であるB4と100%ヘナを10:0 ・ 8:2 ・ 7:3の3種類です。
10:0は全く明るさを求めない人用の配合で濃い褐色です。
8:2が自然なブラウンで当店では一番多く使用しています。
7:3は少し明るめ希望の人用です。 これ以上ヘナの量を増やすと白髪の染まりが悪くなります。
注意 香草カラーは化学染料を使っているので、通常のカラー剤でアレルギーを起こす人には使用できません。
次ページで具体的な施術の方法を説明します。
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